『タスマニア物語』(タスマニアものがたり)は、1990年公開の日本映画。配給収入は25.2億円(1990年邦画配収2位)。小学6年生の主人公・石沢正一は春休みに、離婚した父親・栄二が住むオーストラリアを訪れる。しかし父は夢を求めて一流会社を退職し、タスマニア州に移って絶滅したとされる幻の生き物タスマニアタイガーを探していた。正一はシドニーで知り合った家出少年の都築実とタスマニアに行くことになる。この映画は特殊な事情で製作・上映された。角川映画『天と地と』が東宝配給で上映されることになっていたが、諸般の事情により配給が東映に変更された。これにより東宝の1990年夏の映画ラインナップに穴が空くこととなり、東宝がフジテレビに話を持ちかけて映画の企画がスタートした。問題が発生したのが1989年の冬の時期だったことから、晴れ間を撮れる南半球を舞台にすることとなった。そして、急ごしらえの企画の映画を成功させるべく、フジテレビの総力を挙げての怒涛の宣伝活動が行われた。タスマニアの美しい自然、動物の可愛さ、ダジャレなど、考えられる限りの演出を駆使したCMやテレビ番組が大量に放映され、良好な興行成績を残した。『天と地と』と同様に本作でも前売り券が大量に売られ、その総数は200万枚に達した。観客動員数は350万人で、フジテレビによると内訳は80%がファミリー、残りはOL層だった。2001年11月21日発売、ポニーキャニオン。ASIN: B00005QYII本作のタイアップ作品として、1990年7月27日にポニーキャニオンからゲームボーイ向けに同名のアクションゲームが発売された。
出典:wikipedia
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