「シーズ・ア・ウーマン」("She's A Woman")は、1964年11月にビートルズが発表した8枚目のオリジナル・シングル(「アイ・フィール・ファイン」)のB面曲である。レノン=マッカートニーの作品。実質的にはマッカートニーの作った楽曲である。リード・ヴォーカルはポール・マッカートニー。ジョン・レノンとジョージ・ハリスンはコーラス。この曲はライヴでも演奏されているが、その際はジョンしかコーラスを担当していない。ライヴではほとんどの場合1曲目、もしくは2曲目(ポールが歌う最初の曲)として演奏されている。この曲でリンゴ・スターはチョカルホ(円筒形のマラカス)を振っている。ビートルズ主演の映画『ヘルプ! 4人はアイドル』では演奏のシーンはないが、録音再生のかたちでこの曲が一部使用された。アメリカ・ビルボード誌では、B面収録曲でありながら、最高4位を記録した。『キャッシュボックス』誌では最高位3週連続第8位を獲得し、年間ランキングでは99位を記録している。両A面でないシングルとしては上位にランキングした。因みに「イエスタディ」がB面曲ながらビルボードでは1位を獲得している。ポール・マッカートニーは、1991年発表のアンプラグド・アルバム『公式海賊盤』で、よりゆったりとしたアレンジでこの曲を再演している。ジェフ・ベックが『ブロウ・バイ・ブロウ』(1975年)でカヴァーしている。ちなみに同作のプロデューサーは、ジョージ・マーティンである。1991年、スクリッティ・ポリッティ(フィーチャリング・シャバ・ランクス)のカヴァー・ヴァージョンがシングル・リリースされ、全英最高位20位を記録している。「シーズ・ア・ウーマン」のリアル・ステレオ・ヴァージョンはビートルズの活動中にはリリースされなかった。解散後、1980年11月リリースの『リヴァプールより愛を込めて ザ・ビートルズ・ボックス』に収録された。CDでは『パスト・マスターズ Vol.1』に収録された。1981年12月リリースの『ザ・ビートルズ EPコレクション』収録の『ザ・ビートルズ』の「シーズ・ア・ウーマン」にはイントロ前にポール・マッカートニーのカウントが入る。『パスト・マスターズ Vol.1』収録のものやモノラル・ヴァージョンにはカウントが入らない。米国盤『ビートルズ '65』収録ヴァージョンはステレオ・モノラルともに通常ヴァージョンよりフェイド・アウトが早く、なおかつ強いエコーがかけられている。同アルバムのステレオ盤では擬似ステレオで収録されている。
出典:wikipedia
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