LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

アダルト・ウルフガイ

「アダルト・ウルフガイ・シリーズ」は、平井和正が連作で発表した『狼男だよ』に始まるSFハードボイルド小説の総称。同作者の大河小説『ウルフガイ』とは別作品。本作の主人公犬神明の初登場は、1969年(昭和44年)3月『プレイコミック』に掲載された「夜と月と狼」(プロトタイプ版)。同年5月「狼は死なず」(プロトタイプ版)の『ボーイズライフ』掲載を経て、同年11月『狼男だよ』が書籍として刊行される。以降『小説推理』『小説宝石』『宝石』『問題小説』『GORO』と多くの雑誌を渡り歩いて発表された。なお外伝的な「ウルフガイ・イン・ソドム」は『奇想天外』、「若き狼の肖像」は『SFアドベンチャー』への掲載を経て書籍化されている。書籍は掲載雑誌の出版社とは関係なく、立風書房から『狼男だよ』を出版した後は、すでに「ウルフガイ・シリーズ」で人気を得ていたハヤカワSF文庫から「ウルフガイ別巻シリーズ」として4冊を刊行した。その後、早川書房編集長であった森優の退社を期にシリーズ全作品の刊行を祥伝社ノン・ノベルに移籍し「アダルト・ウルフガイ・シリーズ」と称されるようになる。1979年(昭和54年)6月まで『GORO』に連載された『人狼天使 第III部 魔王の使者』を最後に以降新作は発表されていない。書籍はノン・ノベルの後、角川文庫、ハルキ文庫からも出版された。同作者のほぼ同名の作品『ウルフガイ』(少年ウルフガイ)シリーズとは、主人公の名前(犬神明)と基本設定(主人公=狼男)の図式のみ同じだが、世界観などが大きく異なる。『ウルフガイ 燃えろ狼男』1969年11月に出版された『狼男だよ』(ウルフガイ第1作)の初版は、著者の平井和正に無断で、立風書房の編集者によって786箇所にわたり原稿に手を入れられていた。無断改稿の事実を知った平井が抗議し、立風書房のみならず親会社の学習研究社とも揉めることとなった。7ヶ月間の当事者同士の話し合いでは解決に至らず、1970年5月に平井が弁護士に任せたことで決着し、1970年8月に正本が出版された。この事件によりしばらくの間、平井は大手出版社で小説の執筆・発表ができなくなった(リム出版『夜にかかる虹 上』より)。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。