ホセ・ビドロ(José Angel Vidro, 1974年8月27日 - )は、プエルトリコ出身の元プロ野球選手。1992年に、ドラフト6巡目でモントリオール・エクスポズ(現ワシントン・ナショナルズ)から指名を受け、プロ入り。プロ6年目となる1997年に、エクスポズでメジャーデビューを果たした。デビュー3年目となる1999年からセカンドのレギュラーに定着、2000年には打率.330、51二塁打、24本塁打という好成績を残し、オールスターにも選出された。99年以来、5年連続で打率.300を記録。2004年は、今まで共に中軸を担ってきたブラディミール・ゲレーロが前年オフに移籍したことからプレッシャーを感じてボール球に手を出すようになり、昨季から抱えていた右ヒザ痛とあいまって、開幕から打撃不振に陥り、5月には打率が2割2分台にまで落ち込んでしまった。当時の打撃コーチとヒッティングゾーンを絞りこむことで不振から脱し、最終的には.294まで戻した。しかし、シーズンが深まるにつれてヒザの痛みが増し、チームの最下位が決定的になると、9月8日に手術に踏み切り、シーズンを終えた。その一方で、4年3000万ドルで契約を延長する。2005年は、5月に左足首を負傷してDL入りし、9月には昨年オフに手術した右ヒザの痛みが再発したためほぼ欠場状態に陥り、怪我に泣かされた1年となった。結局、怪我の影響で87試合の出場に留まり、1997年のレギュラー定着以来、最少の出場数となった。2006年オフに、クリス・スネリング外野手とエミリアーノ・フルート投手とのトレードでシアトル・マリナーズに移籍。ちなみにこのトレード成立の際、ビドロはナショナルズとの残り2年1600万ドルの契約を残していたが、マリナーズがそのうちの1200万ドルを負担し、2009年は球団オプションとなった。2007年は主に指名打者として出場。自身4年振りの打率3割越えを達成し、初のア・リーグをものともしないシュアな打撃を披露。また、リッチー・セクソンやホセ・ロペスの休養日には、二塁手と一塁手もこなし、攻守両面で激しいプレーオフ争いをしていたチームに貢献した。しかし、2008年は打率.234と再び不振に陥り8月に解雇された。セカンドのほかにファースト、サード、レフトでの出場経験がある。
出典:wikipedia
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