青銅聖闘士(ブロンズセイント)は、車田正美の漫画『聖闘士星矢』、およびそれを原作とする同名のアニメに登場する架空の人物達である。『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』、『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』、『聖闘士星矢EPISODE.G』、『聖闘士星矢 ギガントマキア』、『聖闘士星矢Ω』での諸設定については、それぞれ聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話の登場人物、聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話の登場人物、聖闘士星矢EPISODE.G#青銅聖闘士、聖闘士星矢 ギガントマキア#聖闘士、聖闘士星矢Ω登場人物一覧を参照。青銅聖衣を身に纏う最下級の聖闘士。総数は48人。基本的には白銀聖闘士の補助が任務であるが、音速以上の拳を持つなど、その実力は常人を遥かに凌駕している。一般的な青銅聖闘士の打撃速度はマッハ1(相手との距離を3.4メートルと仮定した場合、1秒間に100発の拳を放つことができる)。また書籍「聖闘士星矢大全」には彫刻具星座の青銅聖闘士の存在が記されており、戦闘支援を目的とし彫刻室星座の聖闘士と共に聖衣修復の任務に当たっていたとの記述がある。以下のキャラクターについては内部リンク先を参照。銀河戦争に出場した者たち。前述の星矢たち主要キャラクター同様、すべて城戸光政を父に持つ異母兄弟である(ただしアニメ版では全員孤児で、瞬と一輝兄弟以外は血の繋がりはない)。城戸によって世界各地に送られた彼の100人の子供は、ほとんどの者たちが聖闘士になれず消息を絶つ中、彼らは5〜6年の修行を経て青銅聖闘士になった。銀河戦争後は一時的に作品中から退場するが、実は銀河戦争での敗北から自分たちの非力さを自覚したため、各自のかつての修行地で再修業を受けていた。十二宮編中盤に沙織のもとへ駆けつけ、その後のハーデス軍との闘いでも聖域で活躍した。なお市と蛮は銀河戦争編では本名が不明で、それぞれ「ヒドラ」「ライオネット」としか呼ばれておらず、十二宮編での再登場時に本名が判明した。通称ユニコーン邪武。星矢同様の熱血漢。幼少時から沙織に心酔しており、沙織に対して反抗的な態度を取っていた星矢とは何かと衝突していた。その想いは現在でも変わることがなく、同胞の孤児たちの中でも最も強い忠誠心を持ち、当初は沙織のボディガード的存在でもあった。銀河戦争1回戦で蛮を圧倒的な差で倒すも、瞬との戦いでは星雲鎖(ネビュラチェーン)の防御力に歯が立たず、その後乱入してきた一輝に挑み敗北。十二宮編での再登場時は、聖衣に当初無かった脛を覆うパーツが追加されていたが、聖衣の破損後に修復を受けたかどうかは言及されていない。また、アニメ版ではユニコーンの角がドリルのように回転して敵の聖衣を破壊する攻撃もみせる。ハーデス軍との闘いに際しては、アテナの命により聖域に近づくことのできない星矢たちに代わり、市、那智とともにシャイナのもとで聖域の警備をしており、那智たちが苦戦していたハーデス軍の尖兵を一蹴し、天界編序奏でも市と共にシャイナの部下として聖域を警備していた。当初は頻繁に衝突していた星矢に対しても、銀河戦争以降は同じアテナの聖闘士として信頼を寄せている。星矢たちと比較すると見劣りするものの、決して弱い聖闘士ではなく、青銅聖闘士一のスピードといわれる星矢に匹敵する敏捷性を持つ。原作者の車田正美のコメントでは、当初の構想では星矢たち同様にレギュラーキャラクターとなるはずだったが、気の強さや熱血漢といった性格が星矢と共通するため、結局レギュラーから外れたとのこと。アニメでも当初は星矢のライバルとして位置づけられていた。必殺技のユニコーンギャロップは、空中から1秒間に100発の蹴りを敵に浴びせる技である。通称ライオネット蛮。頑丈さが身上とされるが、その他は特筆すべき特徴も出番もないキャラクター。銀河戦争では邪武に完敗した直後のシーンしか描かれておらず、セリフも活躍の場もない。十二宮編での再登場で、初めて拳を振るう場面とセリフがあった。アニメの銀河戦争では邪武を血反吐を吐くまで痛めつけるなど、闘う場面はあるものの、邪武の反撃の前にセリフがないまま完敗。後に星矢と紫龍の闘いで、仮死状態となった紫龍を蘇生させようとする星矢のもとに市や檄と共に駆けつけて応援の言葉を贈り、これが初のセリフとなった。原作の銀河戦争時にはほかの青銅聖闘士たちと比べて平均的な身長であったが、アニメでは檄に次ぐ長身として描かれており、原作でも十二宮編、冥王ハーデス編後期と時が経つに従い、檄に並ぶほどの体躯として描写されるようになった。必殺技のライオネットボンバーは、腕を十字に組んで敵に強力な体当たりを浴びせる技である。通称ウルフ那智。素早さをいかしたヒットアンドウェイ戦法を得意とする。銀河戦争1回戦で一輝と対戦することになり、唐突に姿を現した一輝に戦いを挑むが、鳳凰幻魔拳を受け全身をバラバラに引き裂かれる幻覚を見せられ、精神を破壊されて秒殺。しかし、後に奇跡的に復帰を遂げ、十二宮編での再登場では雑兵たちを一蹴する。冥王ハーデス編の冒頭では市と共に聖域内の警備を担当。ハーデス軍の尖兵である亡霊のような黒い外套の集団と戦い、攻撃がすり抜けてしまうため拳を当てることができずに苦戦した。アニメでは、星矢たち主役5人と邪武以外で唯一、聖衣のオブジェ形態が劇中に登場する。銀河戦争1回戦(対一輝戦)にて「カモーン、ウルフクロス!」「(装着後)パーフェクト!」の掛け声と共に派手な聖衣装着シーンを披露した。必殺技のデッドハウリングは、音速拳でカマイタチを作り出し、敵を切り裂く技である。通称ベアー檄。青銅聖闘士の中でも肉体的パワーだけなら最強とされ、身長と体重ともに青銅聖闘士では一番。修行時代にはその怪力で何万頭もの大熊を絞め殺したと豪語する豪腕の持ち主。銀河戦争では初戦で星矢と対戦し、両腕で星矢を捕まえて首をハンギングベアーで締め上げ失神させるが、意識を取り戻した星矢に両腕の原子を破壊され、直後に連続キックを受けて聖衣を破壊され敗退した。通称ヒドラ市。「勝敗は常に顔で決まる」と言い放つニヒルな性格の持ち主。モヒカン、黒いまぶたと異相で、蛇ののたうつような不気味な拳を放つ。銀河戦争1回戦で、氷河と激突。両手と両膝からのヒドラの毒牙を浴びせるが、白鳥星座の聖衣の前に遮られ、ダイヤモンドダストを受けて敗北。冥王ハーデス編では雑兵たちの監督役として振舞い、雑兵からは「ヒドラの市さま」と呼ばれている。この頃には語尾に「〜ざんす」が付くなど口調が変化していた。OVAでは、かつて敗北を喫した氷河に対し、自分以外の者に倒されることを許さないと、涙しつつ鼓舞激励する。天界編序奏でもシャイナの部下として聖域を警備していた。ヒドラの聖衣には拳やニーパットに毒の牙が隠されており、聖衣から抜けても神話のヒドラの首のごとく無限に再生する。この牙は当初「ヒドラの毒牙」などと呼ばれており、「メロウポイズン」の名が明かされたのは後のこと。十二宮編ではこの技で雑兵一人を倒している(この時言い放ったのが冒頭のセリフである)。リュムナデスのカーサ、蟹座のデスマスクと並んで笑いのネタにされることの多いキャラクターである。アンドロメダ島でダイダロスの下で修行していた瞬の姉弟子(ただし聖闘士となったのは瞬より後)。戦闘時は聖衣に装備されている鞭(カメレオンの尾の部分のパーツ)で攻撃を繰り出し、その威力は一撃でコンクリート壁を砕くほど。修行時代は、よく傷ついた瞬を介抱していた。ダイダロスが聖域により抹殺された後、聖域へ乗り込もうとする瞬を止めるために来日した。この際に、本来は女聖闘士は素顔を仮面で隠す掟があり、素顔を見られた相手は殺すか愛するしかないにもかかわらず、愛する瞬の前で自ら仮面を外すことで自分の気持ちを伝え、彼を必死に説得した。原作ではそれ以降の登場はないが、アニメではその後、瞬たちが聖域に乗り込んだことを魔鈴に伝え、彼らに助力した。聖衣の下はタイツやストッキングのような着込みをしている。ただしジャンプ掲載時に初登場したシーンではタイツと脇腹のパーツは装着されていなかったが、単行本化の際にタイツ姿に修正された。この際、星座名もアメレオンからカメレオンに訂正されている。
出典:wikipedia
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