デビッド・クリストファー・デヘスース（David Christopher DeJesus, 1979年12月20日 - ）は、アメリカ合衆国・ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区出身のプロ野球選手（外野手）。左投左打。現在はフリーエージェント。姓はメディアによって様々な表記がされるが、発音は「da-HAY-soos（デェ・ヘェイ・スース）」なので「デヘイスース」がより近い。にMLBドラフト43巡目でニューヨーク・メッツから指名されたが、契約せずにラトガース大学へ進学。にドラフト4巡目でカンザスシティ・ロイヤルズから指名を受け、プロ入り。マイナー時代はけがに悩まされていたが、は健康を維持でき、9月2日のレンジャーズ戦でメジャーデビューを果たした。フランク・ホワイトGM補佐は「ベルトランのような身体能力はないが、野球に対する感覚はいいものを持っている」とお墨付きを与え、開幕をメジャーリーグで迎えた。5月9日時点で打率.043の成績で、マイナーリーグに落とされた。6月24日にカルロス・ベルトランがヒューストン・アストロズにトレードされ、その穴埋めとして再びメジャーに昇格してからは、1番センターに定着し、閉幕にかけて打率3割を上回るを記録。新人王の投票で6位に入った。左投手が課題と言われたが、に改善させ、シーズン開幕前の3月9日に5年総額1,380万ドル（6年目の2011年は球団オプション）で契約延長した。4月21日にハムストリングを痛め故障者リスト入りとなったが、5月末に復帰。出場試合数は昨年を下回ったが、83得点・打率.295など自己ベストを更新。は後半戦の打率が.223で、トータルで.260と自己ワーストとなったが、自己ベストとなる101得点・64四球・死球23（リーグ1位）を記録するなどチャンスメーカーとしての役割を果たした。11月11日、ビン・マザーロ、ジャスティン・マークスとのトレードでオークランド・アスレチックスに移籍。10月31日にFAとなった。11月30日、2年総額1000万ドルの契約でシカゴ・カブスに入団。シーズンはネイト・シャーホルツの加入でライトからセンターに転向。2013年8月19日に金銭トレードでワシントン・ナショナルズへ移籍。3試合に出場しただけだった。2013年8月23日にトレードでタンパベイ・レイズへ移籍。オフの11月6日に総額1050万ドルの2年契約を結んだ。移籍後は35試合に出場し、打率.260・2本塁打・11打点・2盗塁という成績を残した。カブス、ナショナルズとの合算では、122試合で打率.251・8本塁打・38打点・5盗塁という成績であった。なお、レイズでのポジションはレフトがメインであり、27試合でDRSは - 2だったものの、失策なしと堅実さは見せた。センター・ライトも、それぞれ7試合と4試合で守ったが、こちらもエラーは0だった。は好調を維持していたが、6月に死球を受けて骨折し、DL入りを余儀なくされた。その影響もあり、83試合の出場に留まり打率.248・6本塁打・19打点という成績に終わった。なお、この年はDHでの出場がメインであり、外野3ポジション全てを守る機会があったものの、試合数自体は少なかった。はレフトがメインに戻り、82試合に出場。バッティング面では打率.259・5本塁打・26打点・3盗塁という成績を記録した。5号ホームランはキャリア99本目のアーチであり、通算100本塁打に王手をかけた状態になった。レフトの守備力は、1失策・守備率.989・DRS + 4という成績だった。DHとしてプレーしたのは22試合であった。7月28日、マイナー選手1名とのトレードでロサンゼルス・エンゼルスへ移籍し、翌29日のヒューストン・アストロズ戦に1番中堅手で先発出場した。エンゼルス加入後はバットが湿りがちであり、30試合で打率.125と苦しんだ。守備ではレフト11試合、センターとライト各2試合で守り、全て無失策でこなした。なお、レイズとの通算打撃成績は、112試合の出場で打率.233・5本塁打・30打点・3盗塁というものだった。球団が契約オプションを破棄したため11月7日にFAとなった。妻は、元ファッションモデルのキム・デヘスース。

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