川本 幸民(かわもと こうみん、文化7年(1810年) - 明治4年6月1日(1871年7月18日))は、幕末・明治維新期の蘭学者。名は裕(ゆたか)、号は裕軒(ゆうけん)。父は三田藩侍医の川本周安。その業績から、日本の化学の祖とも言われる。多くの科学の著訳書があり、白砂糖、マッチ、銀板写真なども試作しており日本の科学の発展に貢献した。また、1853年(嘉永6年)頃、日本で初めてビールを試醸し、浅草の曹源寺で試飲会を開催した。このことがキリンビールの「ビール5000年の旅探究プロジェクト」の一環として取り上げられ、広告などに使われた。1953年(昭和28年)、三田市立三田小学校正門前に顕彰碑が建てられた。2010年(平成22年)、生誕200周年を記念して幸民が醸造したビールを当時に近い製法で復刻し同年6月に数量限定で販売される。幸民の訳書『化学新書』などを参考に小西酒造の協力で当時の原料や醸造法で醸造された。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。