丸松駅(まるまつえき)は、北海道天塩郡遠別町字丸松にあった日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はマル。羽幌線の廃線に伴い1987年(昭和62年)3月30日に廃駅となった。一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻(廃止時の時刻表)で上下各1本(急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車))。廃止時点で、島式ホーム片面使用の1面1線を有する地上駅であった。ホームは線路の東側(幌延方面に向かって右手側)に存在した。かつては島式ホーム1面2線を有する列車交換可能な交換駅であった。使われなくなった駅舎側の1線は、交換設備運用廃止後も側線として残っていた(但し1983年(昭和58年)時点では留萌方、幌延方両側の転轍機は撤去されていた)。無人駅(簡易委託駅)となっていたが、有人駅時代の駅舎が残っていた。駅舎は構内の東側に位置し、ホーム北側とを結ぶ構内踏切で連絡した。駅自体は完全無人であるが、駅前の食料雑貨店で乗車券を販売している簡易委託駅となっていた。当駅の所在する地名より。この付近では、小さな川が何筋も等間隔で海に流れ込んでいる。このような地形をアイヌ語で「ウッ・ナイ」(あばら骨の川)といい、その中で河口が広い「パロ・マ・ウッ・ナイ」(口があるウッナイ)が訛って「まるまつ」となった。2001年(平成13年)時点で跡形も無く、駅前商店のみ残っていた。2010年(平成22年)時点でも同様であった。空き地となっており、木と電柱が残っている。また、2011年(平成23年)時点で附近のパロマウッナイ川に「パロマウッナイ川橋梁」の橋台が残存していた。
出典:wikipedia
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