


『電車でGO!2高速編』(でんしゃでゴー2 こうそくへん)は、タイトーが1998年にリリースした電車運転シミュレーションゲーム。ここではバージョンアップ版の『電車でGO!2高速編 3000番台』および同作品を元にして作られた『電車でGO!64』についても記述する。基本的な運転ルールは『電車でGO!』の項目を参照。本作における主な変更点は以下のとおり。アーケード版から収録されている路線は、ボーナスゲームも含めると開業・廃止から1年未満(当時)の路線を中心に採用されている。北越急行ほくほく線秋田新幹線・東北新幹線京浜東北線大阪環状線鹿児島本線機関車と特急電車を連結させて、連結時の衝撃が少ない分だけ持ち時間がもらえる(0秒~10秒)ミニゲーム。特定の駅にノーコンティニューで停車するとプレイ可能。初代ではEF66形とコンテナ貨物列車を連結させるのに対し、『2』は横川駅において、EF63形と489系白山を連結させる。連結作業の制限時間が短いため、満点の10秒を獲得するには練習が必要である。なお、連結に成功すると名物駅弁荻野屋「峠の釜めし」の写真が表示されるが、10秒を獲得した場合は「玄米弁当」の写真が表示される。後述の「3000番台」では、E3系と、E2系もしくは200系を連結させるものもある。この場合は秋田新幹線の一部ダイヤを選択した上で、盛岡駅にノーコンティニューで到着すればプレイが可能で、運転評価画面をはさまずにそのままボーナスゲームに移る。また連結作業中に非常ブレーキを使用してしまった場合、連結後に「非常制動停車」で減点されるが、0m停車時のボーナス(EXCELLENT, GREAT, GOOD)は無効(その分だけ減点)にはならない。当初、以上の路線に加え以下の路線が収録される予定であり、路線データも存在するが、通常の方法ではプレイすることができない。これらの路線は改良が施され、後述の『高速編3000番台』に収録された。1998年8月にタイトーより発売された『電車でGO!2』のバージョンアップ版。既存路線の延伸や、新規路線・車両の追加が行われた。筐体には、仕様変更は無いが、メインタイトル(電車の写真入りのではない文字だけのタイトル画面)の『量産車』の部分が『3000番台』に変更され、オープニングには、3000番台の文字のカットインを追加しているほか、東北新幹線走行シーンですれ違う列車が0番台ではE3系単独運転であったが、3000番台ではE3系と200系の併合運転となっている。(量産車という部分には0番台のロケテスト版では「先行試作車」と入れられていた)。2000年4月28日にWindows版が発売され、後にセガドリームキャスト版も販売される。初代PS版とは異なり、アーケードからそのまま移植している為、運転士の音声が初代の電車でGO!と同じである。コース増加に伴い、『北陸路線』『東北路線』『関東路線』『関西路線』『東北路線(隠し)』の5つのグループに分けられた。なお、0番台と3000番台とで共通に収録されている路線における違いとして、北越急行ほくほく線の特級:681系2000番台はくたかにおいて、十日町以降の時刻の進み方が異なるというものがある。意図的に変えているのかどうかは不明。また、ほくほく線では485系・485系3000番台と専用のはくたかダイヤを2種追加収録されている。アーケード版のリリース直前にはタイトー主催の全国大会が開催されている。秋田新幹線では、盛岡駅でボーナスゲームとしてE2系もしくは200系との連結作業がプレイできる。この場合は秋田新幹線の一部ダイヤを選択した上で、盛岡駅にノーコンティニューで到着し、尚且つ0m停車を行えばGoodかGreat!を獲得するとでき、プレイが可能。運転評価画面をはさまずにそのままボーナスゲームに移る。やや聞こえにくいが無線により指示が出されている。この連結作業では「警笛を最初に鳴らす」「3m手前で一度停車する」ことにより獲得秒数が増加する。ただし、通常の連結とは異なり連結時の速度が遅すぎると連結に失敗してしまう。最大獲得秒数は20秒。特級こまち号(秋田→大曲)で大曲駅0m停車のボーナスゲームとして、やまびこ号(盛岡→新花巻間)が運転できるのは3000番台も変わらないが、3000番台の方が0番台に比べ東北新幹線内のダイヤが35秒早くなっている。なお、風景の中で走行している軽トラック及び踏切事故の際に立ち往生しているトラックの上には、アーケード用の『電車でGO!』筐体が積まれている。北越急行ほくほく線秋田新幹線尚、アーケード版での出現方法はクレジット投入前に警報ペダル+スタートボタン両方を押しながらクレジット投入スタートボタンを押してくださいのアナウンスが流れたらブレーキを非常の非と常の間にレバーを起きマスコンを3にしてスタートボタンを押す。画面が切り替えればそのままにしてマスコンを5にして選択時間ギリギリまで待つ。すると東北路線が出現する。(2高速編のはくたかの出現方法も同様)*連結前だがPS,Windouws版の場合運転士が無線で「併合準備完了ですどうぞ」と併合準備した後と連結前でやる気のない返事、点呼をするが、アーケード版のみなぜか併合準備をした後は「併合準備」と点呼をする。連結前で「併合準備完了です」と真剣な返事をする。決してどうぞとは言わない。これも是非確認していただきたい。奥羽本線田沢湖線京浜東北線山手線(外回り)東海道本線(JR神戸線)N64:1999年7月23日発売『電車でGO!2 高速編 3000番台』を基本としてNINTENDO64向けに拡張した作品。特殊な機能として音声認識システム(VRS)に対応しており、ゲーム中の特定の場所でうまく発声をすると、ボーナスを得ることができる。入門編には、「学習コース」と「練習コース」があり、「学習コース」はPS版にもあるほくほく線快速(直江津→犀潟間)を鉄ちゃんの指示通りに運転するもの。「練習コース」は秋田新幹線(奥羽本線)こまち号中級、京浜東北線快速中級(品川→上野)、東海道線普通中級の三種類から選ぶことができ、持ち時間999秒からスタートとなる。それ以外はアーケードモードと変わらない。また、初期のコースを銅星以上でクリアするとほくほく線特急はくたか号(直江津→六日町‐485系3000番台)、銀星以上でクリアすると秋田新幹線こまち号(秋田→盛岡‐E3系)・東北新幹線やまびこ号(盛岡→新花巻‐200系 or E2系+E3系)、金星でクリアすると東北新幹線単独(盛岡→新花巻 - 200系、E2系、E3系)が隠し車両として運転することが可能になった。ダイヤは秋田・東北新幹線特級(秋田→新花巻)と同じものが使用されている。200系とE2系は「やまびこ」、E3系は「こまち」としての運転だが、いずれも車内アナウンスは「やまびこ・こまち、東京行きです。」である。また隠しで登場するこまち号・やまびこ号は、アーケード版と同様、既存の『東北路線』ではなく、『関西路線』の下に出現する新たな『東北路線』の中に収録されている。隠しを含めたすべてのコースを金星でクリアすると、ゲーム・タイトル時に鉄ちゃんが「Excellent!」とコールするようになる。容量の関係か、オープニングや路線選択などといったゲーム中のBGMはNINTENDO64内蔵音源で再生しており、アーケード版よりややチープな音質となっている。家庭機用としては他にドリームキャスト版がある。Windows版では、シリーズ初のリプレイ機能を搭載。その後、Windows版の『電車でGO!』および『電車でGO!2』にもリプレイ機能が追加搭載された。隠し路線なども最初からプレイ可能で、特急はくたか号中級の485系0番台・3000番台バージョン、秋田新幹線(田沢湖線)こまち号中級の雫石停車・通過バージョン、京浜東北線快速中級(横浜始発)のノーマル(品川まで)・ロング(上野まで)バージョンがそれぞれ個別で選択できる。また、京浜東北線の横浜→品川間でアーケード版と同様に全駅GREAT(一駅のみGOODが混ざっても可)を獲得すれば、上野まで運転することができる。また、ドリームキャスト版・Windows版ではすべての路線をクリアすると、『LOVE特急こまち』の映像を見ることができる。また、秋田新幹線の大曲~盛岡間、奥羽本線、田沢湖線は、後にPS版の『電車でGO!プロフェッショナル仕様』にも収録され、秋田新幹線においては隠しコマンド無しで直通運転が楽しめるようになった。
出典:wikipedia
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