LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

エンゼルギア 天使大戦TRPG

『エンゼルギア 天使大戦TRPG』(エンゼルギア てんしたいせんTRPG)は主にF.E.A.R.が製作したミリタリー・ファンタジーテーブルトークRPG。2003年にエンターブレインから書籍版で発売された。2009年にはルール第二版が発売されている。“天使”によって世界征服を成し遂げた“合衆国”とそれに抵抗する“ヤシマ”および“統一帝国亡命政府”の、最新鋭兵器“シュネルギア”に乗り込むパイロット=ギアドライバーとその周囲の人々の人間ドラマを主に取り扱う、戦場ロマン作品。ゲームシステム的には『天羅万象』のロールプレイ評価ルールの流れを汲む、ロールプレイ特化型RPG。『エンゼルギア 天使大戦TRPG』はRUNEより発売されたアダルトゲーム『ANGEL-CORE』(エンゼル・コア)の続編企画にあたる『エンゼルギア』をテーブルトークRPG化したものであるが、原作となるはずのPCゲーム版『エンゼルギア』は製作休止状態である。2009年4月にはルール第二版にあたる『エンゼルギア 天使大戦TRPG The 2nd Editon』も発売された。本項ではこれについても解説する。なお、2003年版のみに言及する場合は『1st』、2009年版のみに言及する場合は『2nd』と記述する。『エンゼルギア 天使大戦TRPG』のルールは同じ製作スタッフによって作られた『天羅万象』と酷似したものになっている。行為判定は6面ダイスを数個振って、判定に使用した技能のレベル以下の出目がいくつ出るかで達成値を決める。一度の判定で振れるダイスの個数は能力値と技能によって決まり、通常は10個未満であることがほとんどである。しかし、このダイスの数はプレイヤーキャラクターが持つ「特技」などによって瞬間的に増やすことができる。『1st』では「ロゴス」と呼ばれるポイントを消費することでもダイスを大量に増やすことができたため、シナリオのクライマックスでは100個近いダイスを一度に振ることさえ珍しい光景ではなかった。天羅万象と同じように、PCによるロールプレイのシーンとPLによるドラマのすりあわせを行う幕間とを区別したロールプレイ評価ルールが実装されている。これをMotion of Emotion システム、通称『MoEシステム』と呼ぶ。『MoEシステム』は以下で解説する「ロゴス」と「ダーザイン」の二つのルールを柱としている。プレイヤーキャラクター (PC) が格好いいロールプレイをした際にゲームマスター(GM)から「パトス」と呼ばれる特別なポイントが与えられる。パトスはGMからだけでなく、GMが指定したプレイヤーが「裁定者」となり、他のPCのロールプレイを評価しパトスを与えることもできる。パトスは後述する「ダーザイン」を取得するために消費されるポイントだが、プレイヤーキャラクターはこのパトスを「ロゴス」と呼ばれる別のポイントに変換することもできる。ロゴスはゲーム中の行為判定を有利にするために消費されるポイントであり、これを使えばヒロイックな行動も可能となる。以下にロゴスを使用して行えることの例をいくつか挙げるロゴスは使えば使うほど「アガペー」と呼ばれる別のポイントがたまっていく。このアガペーが666点を越えたPCは、「天使化」と呼ばれる現象を起こし、ヒトの器を捨て昇天してしまう。天使化を起こしたPCは以後はNPCとなりプレイヤーの手を離れてしまう。PCは自分が所持するパトスを消費することで他者(PCでもNPCでも良い)と特定の人間関係を結ぶことができる。人間関係の強さはレベルで表され、1から5まで設定されている。例えば、【セラピアからの好意 レベル1】などと記述された人間関係ならば、セラピアというNPCから自分のPCは少し好かれているという人間関係が築かれるわけである。本作ではこのように人間関係を数値化して管理できるのだが、この人間関係を表すステータスをマルティン・ハイデッガー哲学の存在論から用語を拝借して「ダーザイン(現存在)」と呼ぶ。ダーザインの特徴は、「相手が自分をどう思っているか」という形で人間関係を記述している点である。テーブルトークRPGで人間関係を扱ったルールの多くは「自分が相手をどう思っているか」で扱われることから考えると、NPCの感情をプレイヤーが操作できるのはテーブルトークRPGでは稀有である。このことから、本作は恋愛ゲームに非常に近いプレイ感覚を持つ。ダーザインのレベルが5まで上昇すると、そのダーザインにつき1回だけ通常のロゴス以上に行為判定を有利にすることができる(これを「ダーザインの昇華」と呼ぶ)。『2nd』ではダーザインの昇華によってオーギュメントと呼ばれるある種の必殺技を使用することも可能となった。現代の地球そっくりのパラレルワールドが舞台。ただし、この世界では科学技術と共に魔術や呪術が現実のものとして人々に知られている世界である。国家は彼らを保護し国益のために利用している。特に近代以降は魔術や呪術の軍事利用が積極的に研究されており、実用化されている。諸事情により国名などは全く違うが明らかにモデルとなる国が分かるように作られている。設定部分には『新世紀エヴァンゲリオン』のオマージュがかなり多い。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。