ジェミナイ県(-けん)は中華人民共和国新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州アルタイ地区に位置する県。県政府の所在地はトプテレク鎮(托普鉄熱克鎮)。新疆北部の辺縁、ジュンガル盆地の北縁、サウル山(薩吾爾山)の北麓、エルティシ河(額爾斉斯河)南岸にあたる北緯47度00分~47度59分、東経85度33分~87度09分、西はカザフスタン共和国と141kmに渡り国境を接し、東はブルルトカイ県、南はタルバガタイ地区のコブクサル・モンゴル自治県、と北はカバ県、ブルチン県に隣接する。県域は東西約120km、南北約110km。行政区域面積8,222km²。カザフスタン・ジュンガルプレート上、西ジュンガル古生代弧盆系、タルバガタイ(塔爾巴哈台)——サウル島弧帯に位置している。地質構造の発育、マグマの侵入および火山活動が頻繁、鉱産は比較的豊富で、各種鉱産物は28大類107種にのぼる。県内では石炭、金、天然ソーダ、塩、大理岩、粘土、硫酸ナトリウム、石膏などが開発利用されている。「ジェミナイ」は九姓鉄勒のうちの一つの氏族名である。「吉木乃」の他「吉別乃」とも音訳される。清朝のジュンガル部平定の後、イリ将軍轄下のタルバガタイ参賛大臣の管理下に置かれ、1906年のホブド(科布多)、アルタイ(阿勒泰)の分治時には阿勒泰弁事大臣の管轄となった。辛亥革命後、1916年に県佐を設け、1930年に県制を正式に開始、県城は初め吉木乃(今の吉木乃鎮の所在地)に設けられた。1962年4月には元の県城が農十師一八六団の管轄となり、県城はトプテレク鎮へ移転した。5郷2鎮を管轄:農十師一八六団を有する。総人口37,733人のうち男性19,090人、女性18,643人;漢族13,209人、県内の15少数民族の総人口24,524人;非農業人口18,530人、農業人口19,203人;城鎮人口総数10,121人(2005年)。カザフ族が人口の60%以上を占める。
出典:wikipedia
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