芦原温泉駅(あわらおんせんえき)は、福井県あわら市春宮一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)北陸本線の駅である。あわら市の代表駅である。「しらさぎ」・「サンダーバード」等の特急停車駅であり、芦原温泉や東尋坊など、福井県北の観光地へのアクセス拠点の役割を果たしている。また、当駅で福井・敦賀方面へ折り返す普通列車も設定されている。島式ホーム2面4線を有する、待避設備を備えた地上駅で、橋上駅舎を持つ。建設中の未成路線である北陸新幹線の停車予定駅であり、地元自治体が駅周辺の整備を進めている。福井地域鉄道部管理の直営駅であり、みどりの窓口も設置されている。長年、バリアフリー設備がなかったが、2009年10月に地元住民や観光業者の声を受けて、芦原温泉の女将で構成された親睦団体「若草会」が市長に駅にエレベーターを設置の要望書を提出し、陳情した。それを踏まえてJR西日本は6年後の2015年にJR北陸本線の整備事業の一環としてエレベーターの新設を発表。その後、2台のエレベーターが整備された。線路は、内側2線が本線、外側2線が待避線の構成である。なお、運転指令上では1番のりばから順に「下り1番線」「下り本線」「上り本線」「上り1番線」とされている。特急列車は上下本線(2・3番のりば)を、福井方面からの折り返し列車は1番のりばをそれぞれ使用する。1番のりばの西側には三国線のホームが現在も残っている。JR貨物の駅は車扱貨物の臨時取扱駅となっており、貨物列車の発着はない。貨物設備もなく、専用線も当駅には接続していない。かつては、正式な貨物駅を兼ねる駅で北陸本線と三国線と京福電鉄永平寺線との貨車の受渡しが行われていた。また、駅北側にあった明星セメントのセメントサイロへ続く三国線と並行する専用線があり、セメント輸送が行われていたが、1988年(昭和63年)に廃止された。それ以外に駅東側にある福井化学工業(旧・西野製紙)金津工場への専用線が伸びており、化学薬品の輸送を行っていたが、1982年(昭和57年)に廃止された。この専用線は1969年(昭和44年)に廃止された京福電鉄永平寺線の線路の一部を転用したもので、永平寺線時代は京福金津付近の専用線を介して行われていたが、永平寺線廃止以降は、京福金津駅構内の線路も含め専用線に転用された。長らく、「おみやげ処芦原」が株式会社JRサービスネット金沢福井支店により運営されてたが,2014年のJR西日本とセブンイレブン・ジャパンとの業務提携を受けて、2015年10月に「セブンイレブン おみやげ処芦原」としてリニューアル。駅周辺にコンビニエンスストアが整備されるのは、2010年(平成22年)に閉店したファミリーマート芦原温泉駅前店以来となった。主な駅弁は下記の通り1日の平均乗車人員は以下の通りである(出典:福井県統計年鑑)。駅前には若干の土産物店や飲食店のほか数軒の商店等が並ぶが、駅ロータリーを除いては閑散としている。当駅の駅名にある芦原温泉は、当駅から西に約5kmの位置にあり、路線バス・タクシーや旅館による送迎車との結節点となっている。あわら市は2023年の北陸新幹線金沢〜福井間開業に向けて、2006年より駅整備計画をもとに駅周辺を整備している。「駅から始まる 暮らし、出会い、賑わいのまち」をテーマに定住環境の向上や広域交通ターミナルの強化、広域拠点及び玄関口として都市機能の強化、魅力的で個性あふれる景観形成また駅舎の整備などに取り組んでいる。その一環として地元住民と観光客が相互交流を図る施設である「aキューブ」が整備され、2015年3月にオープンしている。駅前にロータリーが設置されており、バス乗場は出入口となる信号寄りから1番、2番、タクシー乗場を挟んで3番の順に設置されている。当駅からの路線は京福バスが運行しており、芦原温泉・東尋坊・丸岡城・永平寺といった観光地などへの路線が発着している。季節運行として、以下の路線が京福バスにより運行されている。公営競技の送迎バスは、以下の路線が運行されている。あわら市コミュニティバスは廃止され、利用者事前登録制・デマンド型の乗合タクシーとなった。なお、運行最終期は以下の路線が運行されていた。※特急「サンダーバード」「しらさぎ」「ダイナスター」「おはようエクスプレス」「おやすみエクスプレス」(うち、「サンダーバード」は一部通過)の隣の停車駅は各列車記事を参照のこと。
出典:wikipedia
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