スティーブン・オリス・ドリュー（Stephen Oris Drew, 1983年3月16日 - ）は、アメリカ合衆国・ジョージア州出身のプロ野球選手（内野手）。右投左打。現在はMLB・ワシントン・ナショナルズに所属。兄が2人おり、8歳上の長兄はカージナルス、レッドソックスなどでプレーした外野手のJ.D.ドリュー。5歳上の次兄はインディアンス、エクスポズなどでプレーした投手の。のMLBドラフト11巡目（全体324位）でピッツバーグ・パイレーツから指名されたが、契約せずフロリダ州立大学へ進学。のMLBドラフト1巡目（全体15位）でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名を受けた。長兄のJ.D.ドリューは、のMLBドラフト1巡目（全体5位）でセントルイス・カージナルスから、次兄のティム・ドリューものMLBドラフト1巡目（全体28位）でインディアンスからそれぞれ指名されており、三兄弟でドラフト1巡目入団を果たしている。次兄のが先にプロ入りしているのは、1人だけ高卒のため。6月4日にダイヤモンドバックスと契約した。にオールスター・フューチャーズゲームに選出され、7月13日にレギュラー遊撃手のクレイグ・カウンセルが故障者リストに入った後、7月15日にメジャーデビューする。59試合に出場し、3割を上回る打率を記録。シーズン終了後、球団はカウンセルとの契約は更新しなかった。、ダイヤモンドバックスはドリューをレギュラーの遊撃手とした。はナ・リーグ遊撃手として初めてシーズン40二塁打・10三塁打・20本塁打を達成。9月1日のカージナルス戦ではサイクル安打を達成。同日、エイドリアン・ベルトレも達成し、9月17日のボビー・ビーチとジョージ・バーンズ以来の、1日に2選手のサイクル安打達成となる。は足首を痛め故障者リスト入りし、6月27日までプレー出来なかった。2012年8月20日、ショーン・ジェイミーソンとのトレードで、オークランド・アスレチックスへ移籍した。11月3日にFAとなった。2012年12月26日にボストン・レッドソックスと950万ドルの1年契約を結んだ。は124試合に出場し、打率.253・13本塁打・67打点・6盗塁だった。オフの10月31日にFAとなり、レッドソックスは1,410万ドルのクオリファイング・オファー（QO）を提示したが拒否した。のシーズン入りしても所属先が決まらず、結局5月21日にレッドソックスとQO規定額より低い1000万ドルで1年契約を結んだ。出場のないまま5月23日にA級へ降格した。6月2日にメジャーへ昇格。39試合に出場し、打率.176・4本塁打・11打点・1盗塁だった。2014年7月31日にダイヤモンドバックス時代に二遊間コンビを組んでいたケリー・ジョンソンとのトレードで、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍した。レッドソックスとヤンキースがトレードを行ったのは、実に1997年以来だった。ヤンキースでは、遊撃手にはデレク・ジーターがいるため二塁手として起用されていた。移籍後は、守備こそ良かったものの、打撃面で結果を残せなかった。オフにFAとなった。1月16日にインセンティブ付きの1年500万ドルで再契約が発表された。この年も引き続き、二塁手のレギュラーとして131試合に出場。通算100本塁打を達成、自己2位となる17本塁打を放ったが、打率.201と安定感を欠いた。守備面では、123試合で二塁の守備に就き、7失策・守備率.984・DRS -3という成績だった。また、遊撃手として15試合・三塁手として4試合守った。11月2日にFAとなった。1月6日、ワシントン・ナショナルズと1年300万ドル+出来高125万ドルで契約を結んだ。

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