屏風浦駅(びょうぶがうらえき)は、神奈川県横浜市磯子区森三丁目にある、京浜急行電鉄本線の駅である。駅番号はKK45。6連対応相対式ホーム2面2線を有する高架駅。線路はほぼ北西から南東に走り、駅舎は線路の北東側に設けられている。現在の駅舎は、1991年築の平屋建てである。直営駅で、内部には自動券売機や自動改札機、有人窓口などが設けられている。また、駅内部ではかつて「コロちゃんコロッケ」屏風浦店が営業していた。ホームの照明の一部は、飛び込み自殺防止を目的として、青色のものが使われている。2014年度の1日平均乗降人員は17,301人であり、京急線全72駅中39位。近年の1日平均乗降人員と乗車人員の推移は下表の通り。市街地の中にある駅。駅前にはタクシーが常駐する。JR根岸線の磯子駅へは北東へ約1km、徒歩15 - 20分程の距離である。駅周辺は主として住宅地となっており駅近辺を中心として商業施設が点在する。駅所在地や周辺の地名は上述のとおり森になるが、駅周辺の施設には「屏風ヶ浦(または屏風浦)」の名を冠した施設もみられる。最寄りの停留所は「屏風ヶ浦駅前」で、横浜市営バス・神奈川中央交通・横浜京急バス・江ノ電バス横浜の路線が発着する。路線の詳細は横浜市営バス磯子営業所・横浜市営バス滝頭営業所・神奈川中央交通横浜営業所・横浜京急バス杉田営業所・江ノ電バス横浜・横浜営業所を参照。開業当初は屏風ヶ浦駅と称していたが、昭和20年代に現在の屏風浦駅に改められたという。当初、駅名は現在の所在地である「森」駅とする予定であったが、森駅が既に北海道にあったため、不採用となった。屏風浦は旧村名で、かつてこの付近の切り立った崖が東京湾から望むと屏風のように見えたことにちなむ。太平洋戦争時以前は、屏風ヶ浦駅から南方面は「軍の要塞部」として国から指定され、戦争時は屏風ヶ浦ですべての電車が停車し、憲兵による「身分証明書」と「通行証」のチェックが入った。所持していない乗客は先まで乗車できなかった。京浜電気鉄道(京浜急行電鉄の前身)と湘南電気鉄道との直通時代から急行運転が行われていたが、上大岡から先は浦賀、湘南逗子行共に各駅停車となっていたため、「屏風ヶ浦」駅での憲兵による検閲が実施されていた。
出典:wikipedia
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