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ニオブ

ニオブ()は原子番号41の元素。元素記号は Nb。バナジウム族元素の1つ。銀白色の軟らかい金属(遷移金属)。常温、常圧で安定な結晶構造は体心立方格子構造 (BCC) で、比重は8.56、融点は2415 (異なる実験値あり)、沸点は2900 (4758 という実験値あり)。空気中で表面が不動態となる。耐食性、耐酸性があるが、酸化力のある酸やフッ化水素酸には可溶。水酸化カリウムに微溶。原子価は2価から5価までをとる。単体金属としては最高の絶対温度9.2 K(常圧下)で超伝導転移を起こす。コルンブ石 (Fe,Mn)(Nb,Ta)O、パイロクロア鉱石にタンタルと共に含まれる。資源としては埋蔵・産出とも世界の90%以上をブラジルが占めている。日本名はドイツ語に由来。タンタルに化学的性質がよく似ていて、鉱物中の結晶構造上でも共存している。金属としては、より軟らかく展性・延性に富み、加工し易い。鉄鋼添加剤としての用途が9割と大部分を占めているが、光学、電気、電子分野でも重要である。このほか精製副産物としてタンタルの産出国などで回収されている。鉱石中のニオブとタンタルの含有比率は一定しておらず、特にコルンブ石とタンタル石は同じ構造で、どちらが多いかで名称が変わるため、コルタンと総称される。化学的性質がタンタルと似ていたため、元素と確認されるまで紆余曲折があった。ニオブの主要用途である製鋼向けフェロニオブは、大部分がブラジルで精製鉱石を直接テルミット還元して生産されている。日本でも1950年代から1995年まで生産されていたが、ブラジルとカナダが鉱石の輸出を停止したため、撤退した(鉱石は日本でも産出するがコスト面から)。一方、金属や高純度酸化物を得るための精製は主にアメリカで行われている。方法としては溶媒抽出法が利用され、主成分が五酸化ニオブである精製鉱石を有機溶剤(MIBK、メチルイソブチルケトン)で抽出し酸で逆抽出する。条件を変えてタンタルとの分離を行い、またはアルカリ融解などでニオブ酸とした後、加水分解で酸化物を得る。これを、アルミニウムテルミット還元、水素還元、電解還元などにより精製し、金属ニオブが得られる。

出典:wikipedia

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