ジョージ・カルバー（George Raymond Culver , 1943年7月8日 - ）はアメリカ合衆国カリフォルニア州出身の元プロ野球選手で、日本プロ野球では1975年の後期シーズンのみ日本ハムファイターズ（現：北海道日本ハムファイターズ）に在籍していた選手である。ベーカーズ短期大学を卒業後1964年にクリーブランド・インディアンスに入団しメジャーリーグ選手としての第一歩を記す。同球団からシンシナティ・レッズ→セントルイス・カージナルス→ロサンゼルス・ドジャース→フィラデルフィア・フィリーズでプレーし1975年その年の前期シーズン限りで解雇したテリー・レイの後釜として日本ハムに入団。同年7月12日のゲームで来日初登板7イニングのロングリリーフで来日初勝利をマークするが、防御率がレイ以上に悪かった事からシーズン終了と同時に解雇された。ちなみに日本ハムは1994年にフランク・カンポスとキップ・グロスを獲得するまで外国人投手補強を封印している（投手が戦力になったのはグロスから）。オーバースローだが、モーションは内野手のように小さい。五種類の変化球を持ち、スピードは乏しいが、打者のタイミングを考えうまく投げる。外人特有の腕力を頼りにして上段から投げ込むタイプではない。

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