伊藤 優（いとう まさる、1963年7月15日 - ）は、長野県出身の元プロ野球選手（投手）。南松ファイタース（リトルリーグ）、松本南シニアで投手として活躍。当時は右バッターであった。松本市立鎌田小学校ではソフトボールクラブ、鎌田中学校では軟式テニス部に所属していた。武蔵工業大学付属信州工業高等学校（現：東京都市大学塩尻高等学校）から東芝府中へ入団。東芝府中ではエースとして1983年の日本選手権に出場。社会人通算34勝17敗。ドラフト6位でロッテオリオンズから指名を受け、翌1985年シーズン終了後に入団。カーブと直球を主体とした投球で佐藤政夫と共に貴重な左腕中継ぎ要員として、またローテーションの谷間には先発もこなした。しかし、登板過多による左肩の故障のため1987年以降は成績は低迷、1991年オフに戦力外通告を受け現役引退。その後、巨人で打撃投手を務め、2001年オフに退団した。1984年ドラフト指名時の評価は「荒れ球が決まれば、関東・社会人№1サウスポー」といわれた。1986年、入団時のキャンプでは稲尾監督から「腕のしなりが非常に良いフォームだ」と高評価を受けていた。球種はストレート、シュート、カーブ、スライダー、シンカー。ストレートは139キロ程度。決め球はタテに大きく割れるカーブで、内角胸元を突く制球力が武器だった。

出典:wikipedia