リッチ・フランクリン（Rich Franklin、1974年10月5日 - ）は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家。オハイオ州シンシナティ出身。チーム・エクストリーム所属。ブラジリアン柔術黒帯。元UFC世界ミドル級王者。学生時代にフリースタイルレスリングを経験。シンシナティ大学で教育学の修士号と数学の学士号を取得。専業の総合格闘家となるまでは、シンシナティにあるオークヒルズ高校で数学教師をしていた。2003年4月25日、UFC初参戦となったUFC 42でエヴァン・タナーと対戦し、パンチラッシュでTKO勝ちを収めた。2003年12月31日、INOKI BOM-BA-YE 2003でLYOTOと対戦し、2RKO負けで総合格闘技で初黒星を喫した。2005年4月9日、The Ultimate Fighter 1 Finaleでケン・シャムロックと対戦し、パウンドでTKO勝ちを収めた。2005年6月4日、ミドル級転向初戦となったUFC 53の世界ミドル級タイトルマッチでエヴァン・タナーと再戦し、ドクターストップでTKO勝ちを収め王座獲得に成功した。2005年8月から11月にかけて放送されたリアリティ番組「The Ultimate Fighter 2」ではマット・ヒューズと共にコーチを務めた。その後、ネイサン・クォーリー、デビッド・ロワゾー相手にUFC世界ミドル級王座を2度防衛するが、2006年10月14日のUFC 64でアンデウソン・シウバに膝蹴りの連打によるKOで敗れ王座陥落した。2007年6月16日、UFC 72のミドル級王座挑戦者決定戦で岡見勇信と対戦し、2-1の判定勝ちを収め挑戦権獲得に成功した。2007年10月20日、地元開催となったUFC 77の世界ミドル級タイトルマッチでアンデウソン・シウバと再戦。2R序盤にパンチの連打からの膝蹴りでTKO負けを喫し王座獲得に失敗した。2009年1月17日、UFC 93のメインイベントでダン・ヘンダーソンと対戦し、1-2の判定負けを喫した。2009年6月13日、UFC 99のメインイベントで契約体重195ポンド（約88kg）でヴァンダレイ・シウバと対戦し、3-0の判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。2009年9月19日、UFC 103のメインイベントで契約体重195ポンドでビクトー・ベウフォートと対戦し、左フックでダウンしたところをパウンドで追撃されTKO負けを喫した。2010年6月12日、UFC 115のメインイベントでチャック・リデルと対戦。劣勢の中、右フックで逆転KO勝ちを収めた。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。試合後、オクタゴン上でのインタビューで「左腕を骨折した」と語った。2011年2月5日、UFC 126でフォレスト・グリフィンと対戦し、0-3の判定負けを喫した。2012年6月23日、UFC 147でヴァンダレイ・シウバと対戦し、2Rにダウンを喫するも3-0の判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。2012年11月10日、UFC on Fuel TV 6でカン・リーと対戦し、右フックで1RKO負け。2013年、UFCからアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ戦のオファーを受けるも、オーガニック・ジュースカフェの事業で多忙のため断念した。2014年5月28日、シンガポールの総合格闘技団体「ONE FC」の副社長に就任。UFCとの契約は現在も残っており選手として引退したわけではないとのこと。

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