越後交通株式会社（えちごこうつう）は、新潟県長岡市に本社を置くバス会社。新潟県中越地方を中心に路線網を持つ。通称EKK (Echigo Kotsu Kabusikigaisha)。かつて、元首相の田中角栄が社長を務め、現在も田中家が主要株主であることで知られる。かつては鉄道事業も行っていた。グループ各社の営業所・車庫は一部を除き、行先上は「車庫」とされるケースが多い（例：小千谷車庫、栃尾車庫など）。三条営業所所属の車両のみ新潟ナンバー登録（その他はすべて長岡ナンバー登録）。また乗り入れの関係で十日町、小千谷にも車庫がある。他に十日町・岡野町・出雲崎・見附に案内所・車庫を持つ。現在高速バスは県外線3路線、県内線4路線を運行している。高速バスは県内線・県外線の全線でGPSによるバスロケーションシステム「にいがたバス-i」が導入されている。各路線に括弧書きで示すのは、運行車両が所属しかつ運行業務を担当している営業所の名称。下段は共同運行を行うバス事業者である。現在、越後交通は主に長岡市・柏崎市・小千谷市・見附市・三条市等を中心に運行している。柏崎・小千谷・見附・栃尾地区では北越後観光バス、南魚沼市・魚沼市・十日町市・津南町・湯沢町は南越後観光バスがそれぞれ運行している。かつては越後交通県央観光もあったが、2008年7月1日をもって越後交通に吸収合併されている。越後交通は長岡鉄道時代の社主だった田中角栄が郵政族議員だった背景もあり、県内の民放各局に出資している。また会社組織を立ち上げる際には、役員の人選等にも影響を与えていた。

出典:wikipedia