LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

近鉄5820系電車

近鉄5820系電車(きんてつ5820けいでんしゃ)は、近畿日本鉄道の電車(通勤用の一般車両)。5800系(L/Cカー・デュアルシート採用車)をベースに車体、走行機器を見直した車両。IGBT素子のVVVFインバータ制御を採用し、「人にやさしい」をテーマに座席の仕切り棒や高さの異なる吊り革を用意したシリーズ21の第2弾となる車両。奈良線用は2000年に、大阪線用は2002年に登場し、2003年までに6両編成7本 (42両) が製造された。シリーズ21では系列ごとにVVVFインバータ装置のメーカーは決まっておらず、同じ系列で三菱電機製と日立製作所製(3220系と6820系は日立製のみ)が混在する。5820系では5825Fと5852Fが日立製のインバータを、それ以外の編成では三菱製のインバータを搭載している。制動装置は現在一般的な電気指令式ブレーキだが、電磁直通ブレーキである従来車との連結を考慮してブレーキ読替装置が搭載されている。主電動機は三菱電機製MB-5085A形(185kW×4)を採用し、5800系よりも出力を増強している。歯車比は6.31へと再び大きくなった。SIVは三菱電機製NC-WAT140、空気圧縮機はHS-20である。性能上の最高速度は120km/hだが、現時点で特急以外の最高速度は105km/hおよび110km/hに抑えられている。全駅のホーム有効長が6両編成以上であれば標準軌全線で運用可能な性能を有する。台車は3220系同様に全軸片押し踏面ブレーキ式のボルスタレス台車で、電動車(M)はKD-311形、制御車(Tc)・付属車(T)はKD-311A形を装備するが、大阪線所属編成のTc車・T車はディスクブレーキ (1軸1ディスク) を併設したKD-311B型を装備する。また同線所属車のみ高安車庫内の洗車線の有効長が4両分しか対応していないため、サ5550形およびモ5450形の貫通路部分には入換用の簡易運転台と前照灯が設けられ、大阪側2両と宇治山田側4両で分割可能な構成としている。集電装置はM車に1基ずつ搭載され、5822F・5823F・5852Fが下枠交差形のPT-4811形を装備する他は、シングルアーム式のPT-7126形を装備する。車体塗装は3220系第1編成と同じく、車体上部をアースブラウン、車体下部をクリスタルホワイトに、そしてサンフラワーイエロー帯に配色されている。側面窓ガラスは車端部を除き、固定式となり、5800系などにあった中央の縦桟はなくなっている。5800系と異なり、L/Cカーをイメージしたグラフィックロゴのカラーシールは先頭車前面のみ貼られ、運転席後部戸袋部とデュアルシートを設置した窓下には貼られていない。2016年4月現在、西大寺検車区に奈良線・京都線用として6両編成5本を配置している。電算記号はDH。5800系および9820系、1026系1026F - 1029Fと共通運用で、奈良線および阪神線直通列車を中心に運用されている。基本的には京都線・橿原線・天理線も含めた一体的な広域運用をしているため京都線系統での運用もある。座席運用については奈良線や阪神なんば線・阪神本線で運用される場合は、クロスシート運用とロングシート運用が混在しており、京都線・橿原線・天理線では全列車がロングシートで運用される。2016年4月現在、高安検車区に大阪線用として6両編成2本を配置している。電算記号はDF。5800系との共通運用とされ、運転距離や種別を問わず主に6両編成以上で運転する運用に就くが、ラッシュ時は他形式併結の8・10両編成運用もある。基本的には大阪線大阪上本町駅 - 鳥羽線五十鈴川駅間での限定運用であるが、混乱時には鳥羽線鳥羽駅に入線することがあるほか、検査代走は2610系・2800系2817F (ロングシート車) 、1400系1407Fが行う。デュアルシートは5800系同様、扉間に2人掛け3列のクロスシートまたは6人掛けのロングシートとなるよう配置されているが、車内全体の配色は5800系とは違い他のシリーズ21車両に合わせて仕様変更されており、シートの色は3220系など他のシリーズ21に合わせて赤色に変更されており、ヘッドレストの色も車体色に合わせたアースブラウンとしている。また車端部の固定ロングシートは9020系などと同一とされたが1人掛け優先座席「らくらくコーナー」はデュアルシート部分には用意されず、車端部のロングシート部分のみに用意されている。化粧板とつり革、仕切り壁は5800系と同一仕様であるが、床敷物は5800系よりも明るく仕上げられている。全体的にグレートーンでまとめられた内装と、赤系の座席や大型の固定窓と相まってより質の高い開放感と高級感の漂う車内空間となっている。この他、車内案内表示器を出入り口上部に正面を向いて左右交互になるように設置している。奈良線所属車については、2006年から2007年にかけて阪神直通運転対応工事(阪神用のATSと列車選別装置、ク5320形に貫通幌受台座と先頭連結部への注意喚起スピーカー取付など)を完了した。2009年3月に奈良線所属車の、2012年8月から2012年11月にかけて大阪線所属車のL/Cマーク撤去が実施されている。注釈出典

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。