フィードパス株式会社(Feedpath, Inc.)は、インターネット、イントラネットを問わず、情報共有プラットフォーム上で、企業向けアプリケーションソフトのSaaSビジネスを中心に、アプリケーションソフトのライセンスビジネス(B2B)の企画・開発、販売を事業ドメインとしているWebサービスプロバイダー。代表的な製品・サービスはWebメール「feedpath Mail」、グループカレンダー「feedpath Calendar」、イントラブログ「blogengine」、Google Apps拡張ガジェット「feedpath Gadget」など。当時サイボウズ副社長であった津幡靖久を中心に、会社としては2005年4月にブログエンジン株式会社として設立され、事業転換をきっかけに2006年4月にフィードパス株式会社に社名変更した。取締役CTOは「Web2.0 Book」の著者である後藤康成(ごとう やすなり)。2005年 4月、株式会社ネットエイジグループ(現 ngi group)が同社の投資事業会社であるネットエイジキャピタルパートナーズ株式会社を通じフィードパスの前身となる「ブログエンジン株式会社」を設立。 初代代表取締役社長は(当時)ネットエイジキャピタルパートナーズの金子陽三が務めた。当時のブログエンジンのフラッグシッププロダクトは moblo OEM。これは2003年秋からサービスを始めた moblo.jp をパッケージ化したブログツールである moblo.jp のコンセプトをベースとし、エンタープライズユースにも耐えられるようソースコードは書き下ろし、2005年3月から日立製作所が販売するイントラブログ用のブログツール iB としてOEM提供を開始した。2005年11月から(当時)サイボウズの小川浩と(当時)ネットエイジの後藤康成は「Web2.0 Book」の構想を練り始め原稿の執筆を開始、2006年3月に「Web2.0 Book」(インプレスジャパン)を刊行した。同じ月にサイボウズとネットエイジはジョイントベンチャーであるフィードパスを設立。これにより小川と後藤はフィードパスの役員として共同経営をすることになった。その後、小川と後藤は「図解 Web2.0 Book」(インプレスジャパン)、「Web2.0のビジネスルール」(毎日コミュニケーションズ)、「Web2.0が面白いほど分かる本」(中経出版)を刊行した。2006年 4月、ブログエンジンはサイボウズから資本参加を受け、サイボウズのfeedpathプロジェクトを迎え入れると同時に社名をフィードパス株式会社に変更。Web2.0 プロジェクトであるfeedpathが事業統合。2007年 2月、米国Zimbra社(現:VMware)のコラボレーションウェアであるZimbra Collaboration Suiteをローカライズしたfeedpath Zebraのリリースを発表。これと同時に住友商事がフィードパスに資本参加を行った。2008年4月、フィードパスはボストンコンサルティングの提唱している経営分析手法「プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)」の枠をベースに事業の選択と集中を行った。安定的収益を生む「ライセンス事業」(Zimbraプロダクトライセンス、ブログエンジン)はCash cowのマトリクスに、成長期待のStarのマトリクスにプロットされるのは「SaaS事業」(feedpath Zebra、サイボウズ Office for SaaS、サイボウズデヂエ for SaaS)、そして成長しているものの競争の激化しているWild catには「ネットサービス事業」(feedpath Rabbit、feedpath Skunk)となる。2011年4月、ヤフージャパン 100%子会社となった。
出典:wikipedia
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