ミス・ティーンUSA(Miss Teen USA)は、ミス・ユニバース機構(Miss Universe Organization)が保有・運営するアメリカのミス・コンテスト。対象年齢は2009大会から引き下げられ、14~18歳(州代表選出大会では、全国大会が開催される頃に14歳以上19歳未満であることが応募条件である)で、ティーンであれば全員が出場できるわけではない。毎年夏、全米各地で大会が開催され、各州の州大会で優勝した候補者たちが出場する。審査方法はミス・ユニバースと同一で、大会の前に事前審査(水着審査・イヴニングガウン審査・面接)を行い、大会当日にその結果を踏まえてTOP15を発表する。この15名が、水着審査・イヴニングガウン審査でTOP5にまで絞られ、5人が最後の質疑応答コーナーに進む。優勝者はミス・ユニバース、ミスUSA同様Diamond Nexus Labs製の王冠を戴冠される。優勝者は、約一年間の在任期間中、ニューヨークのトランプ・タワーにミス・ユニバース、ミスUSAと共に住み、チャリティ活動やイベント出演などを行う。一年間給与が支給されるほか、Diamond Nexus Labs製のティアラ、ヘアケア商品一年分、水着、洋服、靴、3000ドルの賞金、ニューヨークフィルムアカデミーで学ぶための6万ドルの奨学金、フォトグラファーによる撮影、一年間の皮膚科サービスなど、ほぼミス・ユニバース同様の賞品を手にすることができる。なお、この大会に出場した者が数年後ミスUSAに出場するケースが相次いでおり、ミスUSA前哨戦ともいえる。2016年の本大会から水着審査が廃止され、代わりにスポーツウェア審査に変更される。ミス・ティーンUSAはミスUSA、ミス・ユニバース同様アメリカの主要テレビ局で生中継されていた。1983年の第1回大会はフロリダ州レイクランドで8月30日にCBSテレビで放送された。司会はマイケル・ヤングが勤めた。マイケルは1984年、1986年、1987年の4度司会を務めた。ただし第2回は4月、第3・4回は1月に開催され、第5回以降は再び夏開催に戻る。2003年からNBCユニバーサルが所有権が移管したためNBCで放送。2007年でNBCの放映の契約が満了し、契約が更新されず、8月16日にバハマで開催された2008大会はテレビ生中継は行われなかった。2009年大会からustreamで生放送されている。1989年の本大会優勝者であるブランディ・シャーウッドは、その8年後の1997年のミスUSAの本選で準ミスUSAを獲得したが、その年のミスUSA(優勝)に輝いたブルック・マヘアラニ・リーが、この大会優勝者に出場権が与えられるミス・ユニバース世界大会でもミスに選ばれたため、ブルックは規定によりミス・ユニバースを優先。そのためブランディがミスUSAに繰り上げ当選となり、初めてミス・ティーンとミスUSAの「2冠」となった。2011年現在、ミス・ティーンとミスUSAの2冠を達成したのはこのブランディ1名のみである。なお、ミスティーンとミスユニバースの2冠達成者はまだいない。
出典:wikipedia
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