新居浜市立郷土美術館（にいはましりつきょうどびじゅつかん）は、1981年に開館した愛媛県新居浜市内の美術・歴史民族・考古資料などを集め、展示・調査・研究する施設である。新居浜市役所の隣の旧支庁舎を利用した同美術館は中央が吹き抜けになっており、四国三大祭りの一つにあげられる新居浜太鼓祭りの主役である太鼓台が展示されている。所蔵品の内容や調査・研究に対しては不十分であるという意見が多く、また建物が古く組織も弱いことなどの問題もあり美術館と呼べる代物ではなく単なる資料館だと言う批判もある。それゆえ芸術文化の充実・発展を目指して新美術館を建設しようという動きは以前からあり、最近では新居浜駅前再開発のエリアに総合的な芸術文化施設を建設する計画がある。当館は、平成28年（2016）3月31日に閉館した。太鼓台の常設展示をはじめ、その機能は新居浜駅近くの「あかがねミュージアム」に引き継がれた。　　公式HP　http://www.akaganemuseum.jp/

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