アフリカ紛争(アフリカふんそう)は 、スクウェア・エニックスのコンピュータゲーム『フロントミッション』シリーズに登場する架空の戦争。2034年3月~2035年1月まで東部地域を除くアフリカ全域で継続的に発生した紛争の総称。主にCAでの軍事蜂起、WAの内戦、SAUSのUNASへの侵攻などによって構成されており、CAから連動する形で一連のアフリカ動乱が引き起こされることとなる。アフリカ大陸は伝統的に、地中海沿岸の北部地域がE.C.寄り、南部地域がO.C.U.寄りと指摘されており、紛争は介入を行った二大勢力の代理戦争、アフリカの主導権争いとの見方が強い。また、E.C.は形式的には頓挫したものの傭兵部隊や自国の対テロ部隊を投入しており、紛争の長期化・泥沼化を狙っていた。また、政府と軍需企業との癒着として、数多くの製品が投入され、アフリカは実戦テストの舞台となった。この紛争により、WAWの兵器としての側面は固まったとされる。紛争終結には戦闘用WAWを使用した初の部隊である独立攻撃機動中隊(IMAC)が大きな影響を果たしたとされ、最前線に配置された同部隊は紛争のターニングポイントに常に存在した。また、紛争終結と並んで、E.C.から分離したアフリカ闇市場問題解決にも尽力している。ゲーム上では4+αのルートが存在し、IMACの活動という条件次第で分岐する構造となっているが、この項では主として最後のルートを記述し、他ルートは参照に留める。なお、製作者サイドとしては最初のルートが正史とのことだが、後のワールドヒストリカの記述によると最後のルートが正史と変更され、他ルートはアナザーイフとされた。21世紀初頭、アフリカ大陸は自然環境の悪化、地域紛争の激化、増加する難民などの問題を抱え、混乱の極地にあった。活動を停止している国連に代わり、E.C.、O.C.U.、ザーフトラ等が独自に調停軍を組織し、事態の収拾にあたる。アフリカ統合機構(OAC)とは共同体全体の問題を協議する組織。発足当初は共同体間の領域分けや再建立案などの協議を行っていたが、次第に共同体間の利害調整を行う場に移行。当初はUNASが主導権を握っていたが、紛争の経緯によってSAUSの影響力が次第に強まっている。紛争の経緯と並行して、共同体を準次、記述する。南アフリカ、ナミビア、アンゴラ等南部地域が統合した組織。旧国境は現行地図と重ならない。共同体中最も、親O.C.U.的でWAW導入にも積極的だった。ZAINGO早期壊滅により、発生する第1の結末(事実上、最悪の結末)によるとSAUS・EAは下アフリカと呼ばれ、UNASを中心とした上アフリカによる援助を受け、親E.C.的性格を強めていく。ギニアナの体制が温存される他、貧富の差は拡大し、アフリカは荒廃していく。その結果、闇兵器産業が国内産業として成立してしまう。コンゴ、ガボン等中部地域が統合した組織。旧国境は現行地図と重ならない。ナイジェリア、ガーナ等西南部地域が統合した組織。旧国境は現行地図と重ならない。首都はアブジャ。WA地域は暫定的に設置され、後定着した共同体の中でも、発足当時から構造的欠陥(実権の整理統合が未分化)が指摘されており、以下の組織ギニアナによる政権奪取を許してしまうことになる。更に、ギニアナが新型WAWシュッツェの大量投入を開始したことを受け、両国はE.C.とギニアナの関係洗い出しのためIMACをWALF支援に当てることを決め、SAUSは武器援助を開始。軍需企業の意向によるWAW実戦データ収集を視野に入れた作戦行動が、即座に進められた。ラゴス海岸線より上陸する敵に徐々に圧迫される形となったWALFを支援するため、IMACは国境に隣接するサンガナビーチより、急襲揚陸艇(パジェーナ)を使用して急襲。砂地に足場を取られるWAWは戦車に圧倒される形になったものの、進軍路確保に成功した。その後、敵に攻囲されていたWALF主要メンバーと合流し、敵を排除した。なお、この時期より、新型WAWの配給が進められている。IMACは後方で首都制圧の軍備を整えるWALFに目を向けさせないため、また補給拠点確保のため、新港の確保に向けられる。海岸線沿いに進軍したIMACはエスクラボスを抜け、調査目的だったシンセミアのWAWの攻撃により、部隊員を一名失うも、制圧に成功。その間、WALFは首都制圧に成功。ギゼンガは軍司令部のあるラゴスに逃亡するも、WALFは放送局を押さえ、呼びかけによって全土に散らばっていた反政府運動を集結させた。一方、IMACは支援のため、ラゴスへの連絡橋を通過し、一挙にラゴス島・ヤバ地区に侵攻し、軍令部から逃れたギゼンガ本人の身柄を押さえる作戦を開始した。なお、この際欠員の生じた第1小隊にユージン・ボルヒェルトが兼メカニックとして協力を申し出、彼の発想した機体TCKと共に連絡橋を突破。一方、WALF側ではイレオ少佐の知己でもあったロリングソン空将の協力により、空軍が反ギゼンガに転身し、ラゴスの軍司令部制圧に成功した。双方共に最終局面に入り、先行したIMACと共にヤバ地区を制圧、WAは解放された。一方、ギゼンガはUNAS方面への逃亡が確認されている。アルジェリア、モロッコ、モーリタニア等北部地域が統合した組織。旧国境は現行地図と重ならない。共同体中最も親E.C.的でOACの創設を提唱した地域でもある。各地での調査の結果、アルワーデン通信塔での衛星を介したE.C.との交信記録等を発見するも、状況証拠に留まり、決定的証拠は発見されなかった。成果としてはギゼンガがサハラにて遺体となって発見された程度だった。そんな中、ベシャールのレガール空港にて調査目的で派遣されたWAWと正体不明の空港占拠部隊との交戦が発生、支援としてIMACが派遣、交戦した。この時期より、IMACにも新型WAWの支給が進められている。E.C.が撤退したに関わらず、レーヴェ強化型が確認された事等、闇兵器に関わるすべての謎は今回新情報を加えたことにより、一挙に判明した。紛争中期、WA・レッキ港制圧後に発見された隠しドックにて確認されたザーフトラ製原潜空母レザノフが何らかの積荷を降ろした痕跡が発見された。後にザーフトラ本土にて調査を行った結果、闇取引で消えた原潜空母のみならず、兵器関連の技術者十数名の流出が確認された。これはカザフスタン・バルハシ湖にてサルベージ業者との取引を行っていた事と関連付けられる。内容はサリシャガン・ライフルに関してであり、情報部によるとレザノフより消えた積荷もこれであると推察しうるとの事。ザーフトラ-レッキ-カザフスタンを繋ぐ線、ひいては黒シケイダを明らかにするため、IMACはUNAS領内に発見された地下工場へと突入した。ソマリア、タンザニア等東部地域が統合した組織。紛争中は大きな戦闘に巻き込まれることがなかった共同体。ZAINGO壊滅後は、即座にSAUS支持を表明する。
出典:wikipedia
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