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鉄拳 (ゲーム)

『鉄拳』(てっけん、"Tekken")は、1994年にナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)から稼働された対戦格闘ゲームである。鉄拳シリーズの第1作目。ナムコ初の3D格闘ゲームで、この同時期に発売された当時最新の家庭用ゲーム機PlayStationの互換基板でありそのゲーム機の開発・発売元であるソニーコンピュータエンタテイメントと共同開発した新基板SYSTEM11の第一弾タイトルでもある。3D格闘ゲームの先駆けとなったセガ(後のセガゲームス並びにセガ・インタラクティブ)の『バーチャファイター』シリーズ(リリース当時は『バーチャファイター2』)が爆発的に普及する中で第1作目はリリースされた。四肢に対応させた4つの打撃ボタンや10連コンボ等の独特のシステム、そしてロボットや猛獣、格闘漫画の登場人物やアクション映画俳優のパロディキャラなどが入り乱れる個性的なプレイヤーキャラクターたちは、バーチャファイターシリーズが持つ雰囲気とは大きく一線を画していた。特に漫画チックなデフォルメの強いキャラクターデザインが特徴として押し出されていたこともあり、当初は色モノ扱いされていたゲームだった。プレイヤーキャラクターは8名。各キャラクターのサイドストーリーに関係する中ボスキャラクターおよび最終ステージのボスキャラクター・三島平八は、先行のアーケード版ではCPUキャラクターとしての登場のみで、PlayStation版で初めて使用可能となった。なお、PlayStation 2用ソフトの『鉄拳5』にはアーケード版が、『ナムコレクション』にはPlayStation版が完全移殖されている。PlayStation本体発売のおよそ4ヶ月後に発売された。それまで同機の3D格闘ゲームとしてタカラ(後のタカラトミー)の『闘神伝』が発売されていたが、フルフレーム(60fps)描画の3D格闘ゲームは本作が初となった。内容はステージ地面のテクスチャーが多少粗くなった以外は概ねアーケード版と遜色ない移植度となっている。アーケード版と比べて、以下の追加・変更要素がある。PlayStation版では平八を選択してスタートした場合に限り、ステージ1 - 8の対戦相手が全て中ボスになり、ステージ9の最終ボスがデビルカズヤになる(このデビルカズヤを倒しても、デビルカズヤは使用可能にはならない)。世界有数の財閥である三島財閥の頭首・三島平八が主催する格闘技大会「The king of iron fist tournament」。優勝者には三島財閥頭首の座と財産の全てが贈られる。この呼び掛けに応じ、世界中から様々な格闘家たちが参戦に訪れた。ある者は名声のため、ある者は復讐のため、ある者は己の野望を実現するため…優勝は平八の息子・三島一八。彼は平八の亡骸を崖より投げ捨て、満面の笑みを浮かべるのであった…鉄拳を開発するにあたり、それまで3D格闘ゲームのノウハウの全くなかったナムコは、まずは基礎研究・技術養育・社内プレゼンを目的としてSYSTEM22で『神威』(カムイ)という試作品を作成した。そのゲームは一応、『鉄拳』の原型は示していたものの、まだ『鉄拳』の象徴となる「四股に対応した攻撃ボタン」は実装されておらず、単純に小パンチ・大パンチ・小キック・大キックボタンだった。その後、いよいよ製品開発にまで話は進んだが、SYSTEM22で作ったのでは価格が跳ね上がり、同じ3D格闘ゲームであるセガのMODEL2で作成された『バーチャファイター2』と競合負けするのが目に見えていた。どうしたものかと考えていたところ、当時のSCE開発部長だった久夛良木健よりPlayStation用の新チップとPlayStation構想の話が持ちかけられる。このチップを使った新基板で開発すれば、コストが格段に抑えられ『バーチャファイター2』との競合も避けられる。かくして「表通りのゲームセンターの正面には高価な『バーチャファイター2』を、裏通りの店の奥には廉価な鉄拳を」のコンセプトで鉄拳の制作が開始された。『神威』も『鉄拳』もタイトルが漢字二文字なのは、「とりあえず漢字二文字のタイトルならインパクトが出るだろ」というメーカー側の意図である。1984年のMSX用ソフト『パックマン』を皮切りに1995年まで、当時のナムコはコンシューマーゲーム(パソコン・家庭用ビデオゲーム機)用ソフトのブランドとして「ナムコット(namcot)」を使用していた。本作のPlayStation版発売を最後に、10月20日発売のゲームギア用ソフト『ギアスタジアム平成版』を除き、原則「namco」ブランドに切り替えた。吉光は「海外市場向けに変な格好の忍者を出したい」という考えから後から追加されたキャラクターで、元々の8人目のプレイヤーキャラクターはワンだった。しかし吉光のデザインやキャラクター性がなかなか纏まらずに、発売前のAMショーにも実装が間に合わなかったため、AMショーでは吉光の代わりにワンがプレイヤーキャラクターとして紹介された(イメージボードのみ)。巌竜はアーケード版でも元々は廻しを締めていたが、角度によって廻しのポリゴン欠けがちらちら発生して卑猥に見えたため海パンに改められた。その後のPlayStation版では、ある程度ポリゴン欠けが改修されたので廻しに戻されている。元々はプレイヤーが使用できるキャラクターだった。アーケード版のキャラクターセレクト画面で「?」の回転で表示されている「Wild Card」は、通常選択することはできないが、プログラム内部ではキャラクタースロットを持っており、ROMをクラッキングして無理矢理選択させると、キャラクター名には「WILD CARD」と表示されてカズヤの外見で吉光のモーションになる。同様にクラッキングで中ボスや平八も使用キャラクターにできるが、技の種類がPlayStation版より少ない上に2Pコスチュームがないので、同キャラクター対戦だと同じコスチュームになる。アーケード版では通常、中ボスや平八をキャラクター選択画面で見ることはないが、基板の設定が「コンティニュー時にキャラクターの選択が可能」になっていれば、中ボスもしくは平八でゲームオーバーになり、コンティニューをした際にキャラクター選択画面の対戦相手側に表示される。初期の海外のゲーム雑誌では「RAVE WAR」というタイトルで紹介されていた。アーケード版リッジレーサーの自車に「RAVE WAR」のマーキングがあるのに名残が見られる。

出典:wikipedia

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