ニューモデルマガジンX(ニューモデルマガジンエックス)は、日本の自動車雑誌である。2011年9月号までは、発行が三栄書房(東京都新宿区)、編集は同社関連会社である株式会社ムックハウス(同)であった。同年10月号からは、株式会社ムックハウスの編集・発行となっている。自動車雑誌「モーターファン」(1996年に廃刊)の別冊として、1985年に創刊された。当初は3か月毎の発行だったが、1988年7月号から隔月刊となり、さらに1989年11月号からは月刊となった。発売日は毎月26日で、1冊定価は590円(2011年10月現在)。別冊「スクープスペシャル」が1年に1回程度発行されていたこともあった。開発中の新車のスクープ情報をメインとし、スクープ入手のためにテストコースの盗撮など手段を選ばない行為を行っている。このためか、創刊当時から自動車メーカーの広告を掲載していない(どの自動車メーカーからも広告依頼がこないというのが正確)。ただ、近年ではそのような過激な内容は減少しつつあり、他誌でもよく見られる「発表前内部資料の縮刷・抜粋掲載」や「路上テストの模様の撮影」のみを行うケースが見られる。新車レビューコーナー「ざ・総括」では、他誌ではあまり見られない、メーカーへの遠慮や建前のない本音の評価を下しているとする。この連載の執筆陣は原則として匿名(適当な職業名を名乗っている)となっているが、実体はマガジンXの編集者や外部の自動車評論家だとされる。「ムックy(旧「別冊宝島」)」(洋泉社)の「本音のクルマ選び」シリーズの執筆者には共通のメンバーがおり、レビュー内容が一致していることがしばしばあった。三菱・パジェロ(4代目・V98W系)のクリーンディーゼル車のレビューの際には、本来直列4気筒である車両を、座談口調でV型6気筒として紹介(翌月号で訂正)しており、本コーナーが実車両を試乗したうえでレビューしているのか否か、疑問が呈されている。自動車関係の記事以外に、警察および公安警察への過激な批判記事が連載されていたこともあった。これらの中心的な存在だった黒田清の死亡に伴って反警察の記事は縮小されているが、交通取り締まりに関する批判記事は現在も続いている。そして政治・経済に関する記事も掲載されている。
出典:wikipedia
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