ナラーティワート県(ナラーティワートけん、タイ語: จังหวัดนราธิวาส )はタイ王国・南部(深南部)の県(チャンワット)の一つである。ヤラー県、パッターニー県と接し、南部にはマレーシア(ペラ州、クランタン州)との国境が広がる。ナラーティワート県はタイランド湾のマレー半島部に位置している。の国境()よりマレーシアのに抜けることができる。国境からマレーシアの主要都市であるコタバルまでは約40kmの距離。昔はパタニ王国の領土であった。19世紀後半から20世紀初頭にかけてチャクリー改革が行われ県が整備された。元々、ナラーティワート県はラゲ県と呼ばれていたが、その後タムボン・ナマーローと呼ばれていた地域に県庁を移転した。その後タムボン・ナマーローはバーンナラー郡となったため、ラゲ県はバーンナラー県と改称した。その後、ラーマ6世は1915年にナラーティワートの名前を県に下賜した。ナラーティワート県はタイのムスリムの多い4県の一つである。住民のうち、82%はムスリムで、17.5%が上座部仏教を信仰している。住民の80.4%はヤウィー語(マレー語の方言)を喋ることができる。県章は船に白像を描いたものがデザインされている。白像は県内で捕獲されたもので後に王に贈られたものである。県のシンボルは"ランサ"("Lansium domesticum")、県木は"Neobalanocarpus heimii"、県花は"Odontadenia macrantha"である。ナラーティワート県は13の郡(アムプー)に分かれ、その下に77の町(タムボン)と、589の村(ムーバーン)にがある。
出典:wikipedia
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