『雨上がり決死隊のトーク番組 アメトーーク!』(あめあがりけっしたいのトークばんぐみ アメトーーク!)は、テレビ朝日系で毎週木曜日の23:15 - 金曜未明0:15(一部の地域を除く)に放送されているバラエティトーク番組で、雨上がり決死隊の冠番組でもある。2003年4月8日(7日深夜)、『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーク!』(ーが1字少ない)として放送を開始し、2006年10月に改題した。通称「アメトーーク」、「アメトーク」。キャッチフレーズは「業界内視聴率ナンバー1(番組)!」。字幕放送実施番組。雨上がり決死隊デビュー後、単独では初めての冠番組。なお、複数の芸人がメインとして出演した冠番組としては過去に同じテレビ朝日で放送された「アメジャリチハラ」(1996年10月〜1997年3月、雨上がり決死隊・ジャリズム・千原兄弟3組合同の冠番組)という番組があった。まず2002年10月3日に単発スペシャル番組『苦節14年 初冠特別番組 雨上がり決死隊!!』が放送。この時既にゲストを迎えてのトークというスタイルが出来上がっていた。その後、同様に単発で2度(同年12月7日、2003年3月24日)放送され、その時のゲストは陣内孝則ほか。2003年4月8日から晴れて『雨上がり決死隊のトーク番組 アメトーク!』としてレギュラー番組化された。2006年9月26日までは放送時間がネオネオバラエティ(ネオバラエティ第2部)にて、毎週火曜日未明(月曜日深夜) 0:16 ‐ 0:46(後に0:15 - 0:45に1分前倒し)だった。2006年9月に『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』のゴールデン枠進出により、同年10月12日から現在の放送時間のネオバラエティ(ネオバラエティ第1部)となった。宮迫によると「放送時間が2倍になったから」という理由でタイトルに長音符が1本追加された(厳密には25分拡大、その後さらに5分拡大したため名実共に2倍になった)。これは木曜昇格1回目の放送時にて言われたもので、宮迫曰く「ゴールデンで2時間スペシャルをやったらタイトルは伸ばしが4本(アメトーーーーク)になる」とのこと。ネオバラエティに昇格して初のゴールデンタイムでの放送(2007年9月20日)は3時間番組で、その言葉通りタイトルが「アメトーーーーーーク」と長音符6本になった。また、以降もゴールデンでのスペシャルでは、放送時間30分ごとに長音符1本付いたタイトル表記になっている。ゴールデンタイムで特番が放送された日に、通常枠でも「延長戦」として通常放送を行う場合もある。その後、木曜日以外にも特番を放送する(主に改編期の金曜日だが、後述の通り、土曜日と日曜日に特番が組まれたこともある)ケースが増えており、その場合は翌週にレギュラー枠で「延長戦」を行っている。特番の放送の翌週(または数週後)には諸事情でゴールデンタイムでは放送出来なかった部分を「ゴールデン未公開スペシャル」として1回、もしくは2週に分けて放送する。このバリエーションとして、スペシャル放送での企画の一つを一時間全て使い、ゴールデン未放送場面も含め放送する「完全版」がある。また、特番の直前の回ならびに番組DVDの発売前後には、コーナーの切り替わり時とCM開けのタイミングで、これらのスポットPRが流れる。基本的には隔週木曜日に収録し、その14日後に放送される。毎年7月にテレビ朝日が独占中継をしている『全英オープンゴルフ』中継時と、年末年始には放送休止となる(その他不定期にスポーツ中継による休止もある)。8月は高校野球関連番組「熱闘甲子園」で30分、改編期に21時枠のドラマ枠拡大(主に初回)で15分それぞれ繰り下がる。高橋茂雄(サバンナ)が企画した中学の時イケてないグループに属していた芸人で、2009年1月の月間ギャラクシー賞を受賞した。また、この番組で取り上げられ話題を呼んだ「雛壇芸人」「家電芸人」が2009年のユーキャン新語・流行語大賞にノミネートされた。深夜番組にも関わらず、視聴率は平均で10%ほど(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)あり、時には15%前後(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)を取ることもある。2012年6月21日の「広島カープ芸人」では、広島ホームテレビにて歴代最高となる21.1%(ビデオリサーチ調べ、広島地区・世帯・リアルタイム。なお、同日のテレビ朝日は13.0%〈ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム〉)を記録した。マイナビニュースが2012年4月に同会員を対象に行なったアンケートでは「毎回欠かさずに見ているテレビ番組」で1位となっている。また業界視聴率が高いということもあって、この番組をきっかけに知名度を上げブレイクした芸人や再ブレイクした芸人も多い。サバンナ、有吉弘行、ケンドーコバヤシ、野性爆弾、ピース、レイザーラモンRG、椿鬼奴などがその例である。毎週金曜日(2016年3月までは火曜日)の午後9時から放送されている『ロンドンハーツ』とは姉妹番組にあたり、番組の終盤ではロンドンハーツの番組予告が流れる。2012年5月1日には当番組とのコラボ番組が放送された。放送内容は、『アメトーーク!』に『ロンドンハーツ』の司会のロンドンブーツ1号2号や同番組に出演頻度が多いゲストが出演して、逆に『ロンドンハーツ』に『アメトーーク!』の司会の雨上がり決死隊や同番組に出演頻度が多いゲストが出演するという、お互いの番組に出演し合う内容だった。2016年4月より、『ロンドンハーツ』は金曜日午後9時に枠移動となり『金曜★ロンドンハーツ』として放送されることになり、それを受け2016年4月8日には、19:00 - 23:09に『金曜★ロンドンハーツ&アメトーーーーク!姉妹番組4時間SP!!』として本番組の特番後に『金曜★ロンドンハーツ』としての初回が放送された。当週はメインキャスター交代に伴い『報道ステーション』が全曜日休止のため、初めて年末以外で『報道ステーション』を休止する形で22時にまたがる。2016年7月1日にも、19:00 - 21:48に『アメトーーク&金曜★ロンドンハーツ姉妹番組3時間SP!!』として、両番組合体形式での3時間スペシャルが放送された。2012年12月30日には18:30 - 23:10で過去2番目に長い4時間40分の拡大版が放送され、長音符の数も『アメトーーーーーーーーー-ク!』と9.5本になった。以後、2013年からは過去最長の18:30 - 23:30と20分拡大し、毎年12月30日に5時間の拡大版が放送されるのが恒例となっている。5時間の拡大版の場合は『アメトーーーーーーーーーーク!』と10本となる。2013年4月に番組開始10周年を迎えた。これを記念する形で、同年4月14日よりCS放送テレ朝チャンネル1で『アメトーーク!セレクション』と題し、DVD化されていない過去の作品を中心に再放送が行われている。2014年9月18日の放送終了後に公式サイトおよびYouTubeにてアメトーークネットムービーが配信される事が発表された。ジャンクションでは、『アメトーーク!』と『夜の巷を徘徊する』の2番組一緒に予告映像を紹介している(「このあとアメトーーク!」、「続いて0時15分から夜の巷を徘徊する」)。2015年7月18日には、21:00 - 23:06に『緊急アメトーーーーク!』と題して、当番組初の土曜日のゴールデンタイムに2時間の拡大版が放送された。2016年2月21日には、18:57 - 21:00に、年末以外では初の日曜日のゴールデンタイムに2時間の拡大版が放送された。2016年4月14日は、当初は放送予定だったが、同日21時26分頃に熊本地震が発生したことに伴い、急遽ANN報道特別番組に差し替えられたため、休止となった。当該回については同年4月28日に振替放送された。2016年7月16日には、1年振りに土曜日21:25 - 23:31で『夏のアメトーーーーク! 高校野球大大大大好き 栄冠は君に輝くSP!!』を放送。この枠は同年4月より新たに『土曜プライム』(それまでの『土曜ワイド劇場』は一企画に変更)となったが、同枠では5月21日に『叡古教授の事件簿』、5月28日に『ゴールドウーマン』といったドラマを放送したため、当番組は『土曜プライム』では初の非ドラマとなる。2016年10月からは従来での木曜ネオバラ枠での放送を継続したまま、日曜日18:57 - 19:58にも『日曜もアメトーーク!』として放送され、週2回放送になった。ネオバラ枠とゴールデンタイムでの週2回放送は、2011年秋に日曜19時台の放送に一本化された『シルシルミシル』以来5年ぶりとなる。日曜版初回(この日は21:00までの2時間SP)の視聴率は9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)となった。番組開始当初はお笑い芸人だけでなく、アイドル・俳優など様々なジャンルのゲストをスタジオに招いてきた。しかし2004年後半ごろから2000年代のお笑いブームに便乗する形で人気若手芸人数組を一度にゲストに招くようになり、主にお笑いファンの視聴者をターゲットにした番組となった。それに伴い、俳優などがゲストで出演するのはテレビ朝日の新ドラマの番組宣伝時程度となった。一方で観覧客は女性が圧倒的に多い。トークテーマは回によっては様々だが、2010年頃から「○○あるある」は毎週トークテーマに挙がることが多い。現在では「ガンダム芸人」など、ある共通の趣味や特徴を持った芸人を集めてトークする企画、いわゆる「くくりトーク」(後述)が特に人気を博している。内容のマニアックさが23時台という時間帯に絶妙にマッチした番組となっており、高視聴率にも関わらず『『ぷっ』すま』と並びゴールデン進出に反対する視聴者が多いことでも知られる。なお、加地倫三プロデューサーは、実際は「一度もゴールデン進出の正式な要請は受けていない」と発言している。「くくりトーク」を展開するゲスト陣(以降、便宜上「パネリスト」と表記)とは別に、テーマに関する知識が薄い(若しくは全く無い)一般目線の代理人として、あるいはアンチの立場を取るゲスト(以降、便宜上「オブザーバー」と表記)が出演する場合がある。主にアイドルやバラエティへの出演が多い女性タレントがオブザーバーとなる事が多いが、映画やドラマの宣伝で普段はバラエティと無縁の女優が出演する事もあり、その際は当人が収録前にマイクの風防(カバー)の色を決め、それによってMCやパネリストとの絡みのレベルを決めると言うルールがある。内訳は青が「何を聞いてもいい」、黄が「場合による」、赤が「台本以外の質問は禁止」。深夜の30分時代にはゲストによっては放送を2回にまたぐこともあり、さらに先週のゲスト未放送分 → 今週のゲスト登場 → そのまま次週に続くというパターンも多かった。55分に拡大してからはほぼ全ての内容を一回で全て完結させているので、このパターンは見られなくなったが、2008年2月7日・14日放送は「出川ナイト」として初の2週連続放送を行った。さらに、2012年5月17日・24日放送の「華丸・大吉芸人」では、収録開始の時点で2週ぶち抜きで放送されることが決まっていた。番組開始当初は通常のトークも行われていたが、2004年6月14日に放送された眼鏡をかけた芸人を集めた「メガネ芸人」のときに出演者・スタッフともに手ごたえを感じたため、「共通点をもった芸人を集めたトーク」というシステムの原型になった。以降は「所属事務所が同じ芸人」を集めたトークなどが多く行われている。その後、芸人自身がやりたい企画をプレゼンして実現を目指す「プレゼン大会」がスタート。「ある共通の趣味や特徴をもった芸人を集めてトークする」という旨の企画が多くプレゼンされた。このプレゼン大会から「ガンダム芸人」「華の昭和47年組」など数々の企画が実現、「あるくくりをもったゲストを集めてトークする」というスタイルができ上がった。この「くくりトーク」というシステムは、実際にはテレビ東京の『やりにげコージー』や読売テレビの『ダウンタウンDX』や日本テレビ『踊る!さんま御殿!!』のスペシャルなどですでに行われていたが、2007年6月号の「日経エンタテインメント!」では「くくりトーク」を紹介する記事が掲載され、その注目を集めるきっかけとなった番組として『HEY!HEY!HEY!』(フジテレビ)の「ゆかりトーク」と共に『アメトーーク』の「くくりトーク」を紹介している。『アメトーーク』の、上記の番組と異なるシステムとして「打ち合わせ」がある。たとえば多数のゲストを集めてトーク番組を行うとき、通常はゲストがそれぞれ打ち合わせを行う。しかし『アメトーーク』では事前にゲスト全員を一堂に集めて、全員で打ち合わせを行っている。これにより、その趣味をもった人にしか思いつかないような面白い話やトークテーマが多く生まれるという。またゲスト同士で強い連帯感が生まれ、たとえば出演者の1人がトークなどで失敗してもほかの出演者がそれをカバーするなどといった光景も放送で見られる。時には共演者同士だけトークを繰り広げるため、宮迫から「TVショーですよ」と注意される事もある。種類も豊富で、「高校野球大好き芸人」「サッカー大好き芸人」「プロレス大好き芸人」などのスポーツをテーマにしたくくり、「長渕剛大好き芸人」「Perfumeスゴいぞ芸人」「マイケル・ジャクソン芸人」などの音楽や歌手をテーマにしたくくり、「coco壱番屋芸人」「餃子の王将芸人」「餅芸人」などの食べ物や外食をテーマにしたくくり、「ドラえもん大好き芸人」「ドラゴンボール芸人」「スラムダンク芸人」などのアニメや漫画をテーマにしたくくり、「スーパーマリオ芸人」「ストリートファイターII芸人」「桃太郎電鉄芸人」などのゲームをテーマにしたくくりなど、お笑い以外にもスポットを当てたテーマも取り上げる為、多種多様のテーマが存在する。取り上げられたジャンルは放送終了後に、当該ジャンルのwebサイトへのアクセスやセールスが伸び、とりわけ外食チェーン店の場合は店舗に客が殺到するなど、お店に対する反響も大きい。基本的にセットには雨上がり決死隊を表した巨大な「雨」や、カエルのオブジェなどで鮮やかに装飾されているが、トークテーマに合わせてセットが変わることがある。たとえば、「ゴルゴ13芸人」ではゴルゴ13の顔、山口智充がゲストの回では山口が四角いものを好むためバックの雨の文字が角張っており、「ジョジョの奇妙な芸人」では石仮面、などである。この他にもセット変更例は多数ある。司会の雨上がり決死隊が所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシー(吉本興業)所属のタレントが数多く出演しており、吉本芸人が雨上がりのみしか出演しない回はごく稀である。その一方で吉本以外の「所属事務所が同じ芸人」を集めたトークも定期的に行われ、とりわけ個性的な芸人をフィーチャーした「○○ナイト」と銘打った企画なども組まれている。※出演機会が多い、もしくは番組を語る上で重要度の高いタレントを中心に記述する。ゲスト席は前列と後列のひな壇で構成されており、その回のトークリーダー及び企画のプレゼンターは主に前列の向かって左に座っている。『アメトーーク』の番組公式サイトには視聴者からの意見を掲載するBBSがある。またBBSに投稿された意見を番組内で一部紹介することもある。他にも視聴者からの企画提案も多数掲載されるが、加地プロデューサー曰く今のところ採用された企画は「BOØWY芸人」のみとのこと。最近では前述のプレゼン大会が放送された後はBBSに多くの反響が寄せられ、1週間で1000件以上の書き込みがされることがある。第1回は「ガンダム芸人」、第2回は「越中芸人」、第3回は「ジョジョの奇妙な芸人」が反響の大多数を占めた。番組中、とくにMCの宮迫・蛍原が話題を変える際、さまざまな洋楽のヒットナンバーがBGMとして使用されている。なお出囃子にはScudelia Electroの『GOOD BYE NAUTILUS -さよならノーチラス号』の一部イントロが使用され、番組前のスポットではPOLYSICSによるカバーの『マイ・シャローナ』が流れる。番組のDVDの告知にはRCサクセションの『雨上がりの夜空に』が流れる。『アメトーーク!』本編を休止し、同じ時間帯で「アメトーーク!Presents」を冠して放送されている。スタジオは『アメトーーク!』のセットを流用。2012年までに3回放送された「ホリケンほっとけない芸人」で行われた堀内健のロケ企画を1時間番組としたもの。アシスタント(テレビ朝日アナウンサー)は第1回が前田有紀、第2回が竹内由恵と弘中綾香、第3回以降が弘中綾香。ひな壇は「ホリケンほっとけない芸人」と似た顔ぶれ(関根勤、出川哲朗、東貴博、土田晃之、ビビる大木など)である。2016年8月11日に放送。ブラックマヨネーズの吉田が「どうかしてる」(吉田が相容れない)恋愛観を持つ人々とトークバトルを繰り広げ、小杉らがそれをモニタリング室で見守る。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。