『魔法のプリンセス ミンキーモモ』(まほうのプリンセス ミンキーモモ)は、1982年と1991年に一話完結型のテレビアニメシリーズとして放送された魔法少女アニメ。葦プロダクション製作。総監督は湯山邦彦、原案・構成は首藤剛志。夢の国からきた少女ミンキーモモが、魔法の力で大人に変身し、人々の夢を守るために活躍するというストーリー。1991年のシリーズでは現実の社会問題をあつかった回が多い。なお、1982年のシリーズを「空モモ」、1991年のシリーズを「海モモ」として区別する呼称があり、本項でも必要に応じて使用している(作中の夢の国の所在場所に由来する)。『魔法のプリンセス ミンキーモモ』(まほうのプリンセス ミンキーモモ)は、葦プロダクション(現:プロダクション リード)が製作した一話完結型の魔法少女アニメ。総監督は湯山邦彦、原案・構成は首藤剛志。少女が大人に変身し活躍するというストーリーで、1982年に最初のテレビシリーズが、1991年に続編が放映された。第1作は1982年3月18日から1983年5月26日まで、全63話がテレビ東京系列で放映された。空にある夢と魔法の国「フェナリナーサ」から、イヌ、トリ、サルの3匹のお供をつれてやってきた12歳の少女ミンキーモモ(通称:モモ)が活躍する。毎回、ミンキーモモは事件に遭遇し、大人になる魔法で18歳のプロフェッショナルに変身し活躍する。そして、地球の人々に夢と希望を持つことを思い出させていくというストーリーが、夢の実現をテーマとしてコミカルに語られた。女の子に人気があった一方、暴走とも評されるその脚本、作画が評価され、おたく(当時はまだアニメマニアなどと呼ばれていた)の間でも人気があった。呪文とダンスを組み合わせた主人公の変身シーンは後の作品に大きな影響を与えた。翌1983年放映の『魔法の天使クリィミーマミ』とともに、第2期魔法少女ブームを形成した(第1期は70年代)。第2作は1991年10月2日から1992年12月23日まで、全62話がNTVで放映された。第38話から『魔法のプリンセス ミンキーモモ 夢を抱きしめて』に改題された。このシリーズでは海の底に沈んだ夢と魔法の国「マリンナーサ」から2人目のミンキーモモがやってくる。前作をほぼ踏襲した構成だが、現実の社会問題が多くの回にテーマとして組み込まれており、前作よりも重いストーリーとなっている。なお、ファンの間では両シリーズおよびその主人公を区別するために、第1作を「空モモ」、第2作を「海モモ」と呼ぶのが通例となっている。この物語はどこかの国のどこかの町に住む夫婦が、子供のいないことを切々と語る場面から始まる。そこに夢の国フェナリナーサのプリンセス、ミンキーモモ(以下、モモ)が3匹のお供を連れて空から降りてくる。そして夫婦はモモを、始めから自分たちの本当の子供であったかのように受け入れてしまう。第1話の主要部のプロットの概略は次のようなものである。モモのパパとなった人物は腕の立つ獣医でもあり、噂を聞きつけたある牧場から往診を求められる。海外出張中のパパに代わりモモが牧場に向かうが、モモが子供だからという理由で牧場主に相手にされなかった。そこでモモは大人に変身する魔法で獣医の看護婦に変身して牧場の馬を治療し、さらに、牧場を悪者から救うために騎手に変身し競馬レースで活躍する。第2話以降もモモは事件に遭遇し、魔法で大人に変身するが、プロットそのものには決まったパターンがなく多様な展開を見せる。各回ごとにエピソードの主要人物となるゲストが登場し、モモはゲストの夢を叶えようと奔走する。モモが何かいいことをすると各回の最後にモモのペンダントが光り、その4回ごとに夢の国の王冠にハッピーティアと呼ばれる宝石(誕生石)が出現する。宝石が12個そろうと、夢の国が再び地球に降りてくると言われている(第4話)。物語は第43話から第46話にかけて終盤を迎える。モモは、魔法で他人の夢をかなえることはできないことを知り、魔法の力を失い、ついには命を落としてしまう。そして、モモは人間に生まれ変わり、地球でのパパとママの本当の子供となる。モモが大人になり自分の夢を叶えた時、最後のハッピーティアが出現し夢の国が降りてくるだろうと語られ、『ミンキーモモ』の物語はここで一旦、幕となる。このあとも物語は続き、物語の大筋は人々の夢と希望を奪うためモモを付け狙う悪夢との戦いが中心となる。最終的には、後期のエピソード全てが人間の赤ちゃんとなったモモの見る夢だったことが判明する。夢の中での戦いはモモの勝利に終わり前期最終話に回帰する形で物語は完結する。『ミンキーモモ』は東映動画系列以外での初の魔法少女アニメである。本作品は『魔法使いサリー』(1966年)以来の魔法の国からやってきた少女が魔法を行使するという定番の設定であるが、反面それらの作品群に登場する少女達があくまで「魔法の国の先天的に魔法が使える人間」の域を出ないのと異なり、「人間と同じ姿でありながらも、人間の持つ夢と希望によってその存在が成り立つ」という、よりファンタジー性の強い設定である点が一線を画している。また放送当時は、女性が社会で活躍するというのは、女の子にしてみればまだまだ大きな憧れだった。どんな職業の大人にでも変身できるという設定は、文字通り女の子に夢を与え、かなりの人気を博したと言える。『魔法の天使クリィミーマミ』とともに1980年代の第2期魔法少女ブームと変身魔法少女という独自のジャンルの先駆けとなった。モモが大人に変身するシーンでは、小道具(ミンキーステッキ)に呪文・ダンスを組み合わせた演出がなされた。シリーズ中には幾度かの変遷があり、第11話から第46話で使用されたシーンでは当時ブームだった新体操のリボンをモチーフとしていた。この演出は斬新なものと受け止められ、後の魔法少女アニメに影響を与えた。1982年の夏から冬にかけてファンダムでミンキーモモブームが起き、ミンキーモモのエロパロ同人誌も出回っていた。当時、ロリコンブーム、美少女ブームの全盛期であり、その影響と考えられている。本作品はロリコン向けに製作されたと論評されることもあったが、首藤(原案・構成)は否定しており、「魔法のプリンセス ミンキーモモ』がロリコンアニメの元祖だとか本家だとか言うのは受け取り手の自由だが、作った側としては、かなり不愉快である」と述べている。生活感の描写に大きなウェイトを置いていた東映動画系の魔法少女アニメに対し、舞台設定が無国籍に近い。首藤は舞台設定を「どこかの国のどこかの町ということにしましょう」と提案し、それを押し通したという。内容的にも、学校に通う場面がほとんどない反面、単なる少女アニメという枠にとらわれず「おもしろければ、何をやってもいい」という基本方針のもと、いろいろなアイデアを満載していた。物語は時にラブロマンスであり、スパイアクションであり、メルヘンでありと何でもありで、第31話「よみがえった伝説」では合体ロボ・ミンキナーサが登場し、少年向けロボットアニメ『戦国魔神ゴーショーグン』(1981年)のパロディが展開された。看護婦にファッションモデル、ビキニの水着姿の女ダイバーなど、その回の事件に合わせて大人プロフェッショナルに変身したモモの活躍も毎回の見所となった。モモは夢を持つ人々の象徴でもあったとされている。放送終了後、番外編となる『夢の中の輪舞』、ミュージックビデオ『瞳の星座』の2本のOVA が製作された。「ピーターパン」の物語に題材をとり、「大人になることに夢や希望があるのか?」という、TVシリーズで大きく取り上げられることのなかったテーマが描かれる。福引で1等賞の南極旅行ペアチケットを当てたパパとママを送り出したモモは、ゆっくり羽を伸ばせると大喜びなものの、慣れない家事に苦戦一方。そんな折、パパとママの乗った旅客機が “南の真ん中島” 上空で墜落してしまったとのニュースが入ってくる。モモはすぐさまパパとママの救出に向かうが、島に近づいた途端、なぜかグルメポッポも夢のエネルギーを失って墜落し、海に沈んでしまう。なんとか島に上陸するモモたちだが、時を同じくして、島の上空に存在する謎の莫大なエネルギーを狙って、世界中のスパイやら秘密組織やらがぞくぞく集結して来る。山の頂を覆い隠す雲の中に隠されていたもの。それは大人になりたくない子どもたち、子どもに還りたい大人たちが集まる「子どもの国」だった。そして、モモはこの国の主である永遠の少年ペーターに出会い、「大人になることに夢などない」と言い切る彼のそんな価値観に疑問を抱く。その一方、世界各国の大人たちが子どもの国を支える莫大なエネルギーを軍事利用しようと目論み、軍隊を派遣してくる。こどもの国が爆撃に晒される中、モモはペーターに助太刀して大人たちと戦うことを決意し、攻め込んできた大人たちをこの国を支える夢のエネルギーを利用して子供の姿に還してしまうことで、事態を収拾する。全てが終わった後、「大人になるからこそ夢を見れる」と語るモモに対し、相変わらず自分の意見を崩そうとしないペーター。そんな相容れることの無い価値観の対立の末、ペーターは今まで子供の国に集めた子供たちを元いた時代に帰し、新たな子供の国を作るべくモモに別れを告げて、どこか別の星へと旅立っていくのだった。フェナリナーサのプリンセスが果たせなかった使命を果たすため、海の底に沈んだ夢の国、マリンナーサのプリンセスがミンキーモモ(以下モモ。特に断りがないかぎり本作品のミンキーモモを指す)の名を継ぎ地上に派遣される。モモは、まだ夢を持つ人が多く残っている、あそこの国のあそこの町にやってきて、妖精が隠れ住む公園に建つホテルの管理人夫婦の子供となる(第1話)。毎回の話は、「むかし、むかし、といっても、ほんのすこしだけ明日に想えるかもしれない昔」という決まり文句で始まる。物語の前半においては前作と同様にモモが事件に遭遇し、大人に変身して活躍する。前作との相違点としては、今作のモモは使命のことよりも地上で楽しく遊ぶことを第一の目的に行動しているため、使命を遂行していることを示す明確な演出が物語前半の時点では存在しないことが上げられる。物語後半では宇宙に浮かぶ夢のエネルギーの不足によって魔法の力が弱まり、夢の国とその住人の消滅が起こりうる危機的な状況になっていく。人間に生まれ変わったフェナリナーサのモモと出会うことで、モモは「夢を取り戻す」という使命をようやく自覚し、世界中に散った夢のかけらの力を借りながら世界に夢と希望を取り戻そうとするが、魔法で夢を叶えることはできないという現実に直面する(第59話、第60話)。最終回(第62話)ではとうとう夢や希望が失われ、夢の国の住人達も他の惑星へと旅立ち、地上に残った最後の夢の国であるマリンナーサも地球から離れることを決断する。その一方、パパとママが不治の病(AIDS)を患っていたために子供ができなかったこと、そんな2人にとって、モモの存在こそが叶わぬはずの夢そのものであったことを、モモは知ることになる。地球から離れるか残るか迷うモモに、人間に生まれ変わった前作のモモは「モモちゃんに自分の夢を見守っていて欲しい。そう思う子がいる限り、モモちゃんは消えない」と伝え励ます。その言葉を聞き、パパとママの夢を守るため、そして誰かが望む限り夢がなくなることはないと信じて、人々の夢を見守るためにモモは地球に残る道を選ぶ(第62話)。この物語には夢を持ちつづけてほしいというメッセージが込められていた。本作はある程度子供達の人気は高く、おもちゃの売れ行きもよかったようである。しかし、この時期には女性が社会で活躍するというのが一般的なことになる等の社会の変化があり、「空モモ」の頃とは環境が変わってきていた。首藤(原案・構成)は放映終了後に「90年代初期の「海モモ」の時代には「大人になったからといって、何ができるというんだ」「むしろ何もできはしない」という雰囲気が子供たちの間に、漂ってきていたようだ。(中略)90年代には、大人になる事が「夢」へのきっかけとして機能しなくなっていた。「夢」がキーワードのミンキーモモは、90年代の「夢」がなんであるかを、探さなければならない作品になってきたのだ」と回想している。こうした時代における夢を語るため、核戦争、地球環境問題、民族紛争、受験戦争等、現実の社会問題が取り上げられた。湯山(総監督)はミンキーモモは日常の物語ではないために社会性を帯びてきてしまい、現実の問題に直面せざるを得なかったと述べている。物語は明るくお気楽なムードで描かれている一方で、個々のエピソードのテーマは重いものになっていった。また、物語前半において「夢を取り戻す使命」という命題が明確に描かれていなかったことについて、首藤は物語全体の構成を考える上での意図的なものであったことを後にwebコラム上で述べている。前作より10年の時間が経過し、人々の夢がさらに希薄になっている地上世界の過酷な現実を描いた上で「そんな現実を生き抜くつらさよりも、乗り越えて行く気楽さを、子どもたちに持ってもらいたいと思ったのだ」と語っている。「遊びたい盛りで地上にやってきたモモが、次第に現実の夢の喪失にぶち当たり、自分に何ができるのかを深く考えていく」という構成は当初から首藤が構想していたものである。モモの性格設定が前作と大きく異なることに関してもその構想を描くにあたって「よりシリアスの度合いが増していくストーリーの中にあって、モモの性格も真面目すぎるのでは話のトーンが暗くなりすぎてしまう」という理由であった。第2作の放送終了後に2本のOVAが製作された。魔法を使うシーンが存在しないためTVシリーズの後日談的に扱われているが、TVシリーズとの関連性を示す明確な描写は皆無であり、パパ、ママ、お供の3匹、マリンナーサの王様と王妃様は登場しない。背景描写をメインに据えた群像劇的な色合いが強く、モモを含む全ての登場人物が自分の名前を名乗ったり誰かに呼ばれたりするシーンも一切ない。そのためスラップスティックな作劇が特徴だったこれまでのシリーズと比べて叙情性が前面に押し出された作風の異色作となっている。TVシリーズの後日談として制作された作品であり、新旧2人のモモが再び共演する。なお、本作には「両親の葬式を終えた帰り道での出来事」という裏設定が存在し、冒頭の会話シーンのモモのセリフでそのことがさりげなく示唆されている。また、第1作同様、マリンナーサの両親とお供の三匹は登場しない。『魔法のプリンセス ミンキーモモ』は女児向けの玩具販売で収益をあげることを意図して制作された。メインのスポンサーとなったのは、バンダイの子会社ポピーである。ポピーからはミンキーモモのステッキやペンダントなどの玩具が発売された。楽曲はビクター音楽産業から提供された。放映期間は1年間52話の予定だった。本作品の根幹をなす要素は、その多くが首藤(原案・構成)の手により生み出された。首藤は高校時代に創作したミュージカル『フィナリナーサから来た男』がその原型であるとコメントしている。夢の国「フィナリナーサ」から来た妖精の青年が挫折する物語である。夢の国の名前は「発音しづらい」などの理由で「フェナリナーサ」に変更された。モモという名前やお供の3匹の構成(犬・サル・鳥)は「桃太郎」をモチーフとして企画が生まれたことに由来する。当初「モモ」で企画したが、既に商標登録されており、読売広告社プロデューサーの大野実の発案により「ミンキーモモ」となった。放映当初の視聴率は1桁台だったが徐々に上げていき、40話前後では10%を超える回もあった。また、同時にある程度の年齢の男性たちにも(俗に言うロリコンものとして)想定外の層からも支持を集めていたが、スポンサー側は第42話で打ち切りとする意向を示したことに対して、スタッフはこれに反発を示し、読売広告社からの働き掛けもあり、46話を最終話とすることになった。直後に首藤は「月刊OUT」の1983年1月号に「さよなら、ミンキーモモ」というエッセイを記して打ち切りの無念を綴ったが、実はこの時打ち切りの撤回と63話までの放映延長が決まっており、欄外にそのことが付記されていた。なお、延長の要因はポピーが番組とは別に企画した竜の形をしたキャラクター文房具(はさみ)の販路を『ミンキーモモ』に求めたためで、モモの新しいお供である竜の子『カジラ』として登場することになった。『ロマンアルバム』(1983年)に収録されたスタッフ・キャストの座談会で、湯山(総監督)はお供を入れ替えた再延長の話もあったことを語っている。しかしこのプランは実現せず、63話の終了後には3カ月にわたって後期の再放映が同じ枠で放映されていた。首藤は後に、打ち切りなしで予定通り進んだ場合の展開を次のように語っている。「(前略)ミンキーモモは、人間の夢や希望を阻む何か悪夢のようなものと戦い、その戦いには勝つものの、自分自身も傷つき疲れ果て、1000年の眠りにつく。そして、眠っている夢の中で、フェナリナーサが地球に降りてくるイメージを見るというラストにするつもりだった」。欧州ではモモの名前を “Gigi” として紹介された。フランス『』、イタリア『(ジジの魔法の世界)』などである。アメリカでは『夢の中の輪舞』が『Gigi and the Fountain of Youth』として紹介された。葦プロダクションは公式の英題を『Fairy Princess Minky Momo』としているが、日本以外では用いられていない。中国の放映では『』(モモの名は「」)である。1994年には、外国からの使用料入金による分配額が最も多かった国内作品に与えられるJASRAC賞の国際賞を、本作品のBGMが受賞した。1991年から放映された第2作では、スポンサーはユタカ(2003年にポピーに社名変更)になり、楽曲はスターチャイルド(キングレコード)が担当した。前作のリメイクとする案もあったが、続編として製作することになった。前述の解説のとおり後半でミンキーモモの変身が少なくなるが、これはスポンサーからの要望でもあった。シリーズ後半では商品展開が新しくなり、商品の区別のために『魔法のプリンセス ミンキーモモ 夢を抱きしめて』に改題された。2004年には学習雑誌「小学二年生」で『みらくる・ドリーム ミンキーモモ』が連載された。主人公モモはリーフィナーサのプリンセス。一部では『三代目モモ』『陸モモ』と呼ばれる。当時あったアニメ版企画を元にしているとされるが、現在、これをベースとしたアニメ化作品は制作されていない。首藤は後に「WEBアニメスタイル」連載上で『ミンキーモモ』第3作の構想があることを明らかにした。内容について「80年代、90年代それぞれの夢のあり方を描いてきたこれまでのシリーズに対し、『20世紀の夢について』をテーマとし、これをもってシリーズの完結編となる」と語ったが、首藤の急逝により、シリーズは事実上、未完となった。2009年、プロダクション リード(旧葦プロダクション)は放映30周年に向けて新たなプロジェクトを立ち上げると発表した。2010年のゴールデンウィークには広井王子の脚本によるミュージカルが上演された。ミンキーモモのキャラクターは最初に漫画家のみさきのあによってデザインされた後、芦田豊雄とアニメーターの服部あゆみがアレンジして完成した。3名が「キャラクターデザイン」としてクレジットされているのはこのためである。みさきのあの初期のキャラクターデザインでは少女漫画らしいフワフワした髪形であった。しかし、芦田がアニメ向けにアレンジする際にその描き込まれた髪形をアニメで再現出来なかったため服部あゆみが描いた髪型を採用した。芦田は誰が書いてもミンキーモモだと分かるデザインを目指したという。結果としてアニメキャラでは他に例を見ない独特なものになった。第2作においてもミンキーモモの基本的なデザインは踏襲された。大きな違いとしては、マリンナーサのミンキーモモはハート形のアクセサリのついた髪飾りをいつも身につけており、変身中は常に衣裳のどこかにハートマークが入るようになっている。一方、フェナリナーサのミンキーモモは髪飾りをつけなくなり、前作でのトレードマークだった星のアクセサリーを衣装に付ける形で区別されている。系列はキー局での本放送当時のもの。主題歌は全話を通じて共通だがオープニングとエンディングの映像は初期の時点で部分変更されており、前期と後期とでも異なる。現在配布されている映像ソースでは、オープニングは前期・後期の決定版に差し替えられている。TVシリーズ本編の設定に基づいて制作された、対応する映像作品がないものを挙げる。パロディ、オマージュ、企画物などについては触れない。※後期(第38話 - )より、「夢を抱きしめて」という副題がタイトルの後につく。途中で打ち切りになった局も含む。系列はキー局での本放送当時のもの。TVシリーズ本編の設定に基づいていて、対応する映像作品がないものを挙げる。パロディ、オマージュ、企画物などには触れない。第1作放送より30周年を記念して『Fairy Princess MINKY MOMO NEW PROJECT(フェアリープリンセス・ミンキーモモ ニュープロジェクト)』が企画された。2009 - 2012年までを第1ステップ期間と設定し、3年間に亘るプロジェクトを展開される。キャンペーンガール『ぷっちモモ』として、小学2年生(2009年当初)の関谷樹愛瑠と猪狩美月を起用、キッズステーションの再放送終了後のミニ番組『ぷっちモモくらぶ』に出演している。小学館『ぷっちぐみ』ではプロジェクト連動の情報ページも掲載。このミュージカルは放送30周年を記念して企画された。池袋サンシャイン劇場にて2010年4月29日 - 5月5日まで上演。脚本はオリジナル書き下ろしとなり、鏡の国ミラーナーサのプリンセスであるミンキーモモが主役となる。ダブルキャスティングの主人公の2人は『月刊デ☆ビュー』および携帯サイト『デビューしようよ』で一般公募された。2010年1月19日にサンシャイン噴水広場で記者発表が行われた。なお、アニメ版の原作・構成・脚本担当の首藤及びアニメ版の制作スタッフは本作のミュージカル化には一切関わっていない。2011年7月23日より『30周年記念 魔法のプリンセス ミンキーモモ パーティー』を開催。『fairy princess Minky Momo夢の中の輪舞』『MINKY MOMO IN 夢にかける橋』『MINKY MOMO IN 旅立ちの駅』がリバイバル上映。本文中で『シナリオえーだば創作術 誰でもできる脚本家』は「えーだば」と略記し、回番号とともに示す。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。