黒岩 秩子（くろいわ ちづこ、旧姓：北大路、1940年1月4日 - ）は、日本の政治家。元参議院議員（1期）。社会福祉法人理事長。旧姓、北大路。愛知県名古屋市出身。東京都品川区立第二延山小学校、東京都目黒区立目黒第九中学校、東京都立日比谷高等学校卒業。同高校の同級生に加藤紘一、保岡興治、利根川進、山尾三省などがいた。1958年（昭和33年）4月、東京大学理科Ⅰ類入学。1960年（昭和35年）、黒岩卓夫と学生結婚。1963年（昭和38年）3月、東京大学理学部数学科卒業。同年、京華女子高等学校に数学教諭として奉職。1968年（昭和43年）、公立高校教師に転身し東京都立杉並高等学校に異動。1995年（平成7年）7月26日執行の第17回参議院議員通常選挙に、新党さきがけから比例代表に出馬するも落選。2001年（平成13年）3月、堂本暁子参議院議員の千葉県知事選挙転出によって繰上げ当選し、約5ヶ月間議員を務める。中村敦夫と院内会派「さきがけ環境会議」を組織。2001年（平成13年）7月29日執行の第19回参議院議員通常選挙に、無所属で東京都選挙区から出馬するも落選。2007年（平成19年）3月、社会福祉法人の理事長に就任。家系は旧男爵の北大路家で祖父は元貴族院議員の北大路實信（きたおおじ さねのぶ、1869年12月28日 - 1935年9月22日）、伯父は元貴族院議員の北大路信明（きたおおじ のぶあき、1896年12月3日 - 1973年3月15日）。衆議院議員の黒岩宇洋は長男。

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