竹田市(たけたし)は、大分県南西部に位置する市。奥豊後に位置する城下町で、瀧廉太郎が「荒城の月」の構想を練った岡城があることで知られる。市名の読みは「たけだ」ではなく「たけた」である。大分県南西部に位置し、中心市街地は大分市から南西約55km、熊本市から東北東約73kmの場所に位置する、周辺はくじゅう連山・阿蘇山・祖母山・傾山などの1,000m級の山岳に囲まれた、竹田湧水群や久住高原を持つ自然豊かな市である。東に隣接する豊後大野市と共に豊肥地区(奥豊後)と呼ばれ、沿岸部の南部地方と区別される場合がある。ただし、気象庁の予報区分(一次細分区域)では、竹田市は大分県西部とされている。西は熊本県、南は祖母山・傾山を挟んで宮崎県の2県と隣接している。ただし、竹田市と宮崎県の間には、自動車の通れない歩行者用道路も含め、直接連絡する道路は一切ない。当市から宮崎県へは、南西に隣接する熊本県阿蘇郡高森町を経由する大規模主要地方道の主要地方道竹田五ヶ瀬線が、単一路線で結んでいる唯一の道路で、他に、南東に隣接する豊後大野市緒方町を通る主要地方道緒方高千穂線などを経由するルートがある。また、竹田市の一部地域は江戸時代に熊本藩に属していた上、地理的にも熊本県に非常に近いため、竹田市の一部(旧久住町白丹など)では熊本弁の使用がある。しかし、集落や地区によって方言の使用は様々である。基本的には大分弁が広く浸透しているが、熊本弁も広く普及している(「せからしか」「さしより」など)。大分地方と比べると、方言・イントネーションの違いが顕著な部分もあり、イントネーションについては熊本弁と類似している部分が多数ある。竹田市では市内の各小学校の周辺地区を12箇所にそれぞれ分けている。以下、各地区の大字とともに記述する。(たけた 竹田・豊岡小学校 竹田市の中心市街地で、玉来地区へと市街地が連坦している)(めいじ 明治小学校)(明治小学校は平成21年3月に竹田小学校へ対等合併された)(おかもと 岡本小学校)(岡本小学校は平成25年3月に竹田小学校へと対等合併された)(きばる 城原小学校)(みやぎだい 宮城台小学校)(なんせい 南部・菅生小学校で玉来、松本、菅生が含まれる。市内または大分県内のみならず九州地方山間部では最も人口または児童生徒数が多い地区)(そほう 祖母山麓地域の総称で祖峰小学校で嫗岳、宮砥、入田が含まれ、過疎地域で険しい山間部である)(おぎ 荻小学校 熊本県と隣接する西側を除き、南生地域に囲まれている)
合併前は10の大字があったが、合併により新たな大字が発足し22に増加した。(くじゅう 久住小学校、白丹小学校)(みやこの 都野小学校)(なおいり 長湯小学校)(しもたけだ)気候は市内全域が太平洋側気候に属している。ただし、旧竹田市は典型的な内陸性気候であり、夏は日中は暑いが。冬は九州の市部としては日田市と並んで寒い。一方、周辺部は冬季が寒冷で夏季は比較的冷涼な山地型気候の避暑地であり、竹田市街地と、それ以外の山間地域とは特に夏期の気温の面で気候に違いがあるといえる。。年間平均気温は14.5℃。真夏日(日最高気温30℃以上の日)の平年値は50.0日、猛暑日(最高気温が35℃以上の日)は1.2日である。熱帯夜(日最低気温25℃以上の日)の平年値は0.9日とかなり少なく、朝晩は冷涼で過ごしやすい。冬は九州の市部としては寒い地域の一つである。1月の平均気温は3.8℃。祖母山・阿蘇山・くじゅう連山の3つの山岳に囲まれた内陸にあるため、冬日(日最低気温0℃以下の日)の平年値は64.3日と寒い日が続く。真冬日(日最高気温0℃未満の日)の平年値は0.2日である。竹田市街地においては冬型の気圧配置では降雪は少ないが、2月から3月にかけて発生する南岸低気圧で大雪になりやすい。農業被害は3億円を超えた。平均年間降水量が1,826.1 mmと多雨であるのも特徴の一つである。このため、水害も多く発生している。2012年(平成24年)7月中旬の九州北部豪雨では、玉来川下流で氾濫し市が広範囲にわたって浸水。住宅11棟が全壊し、半壊87棟、床上浸水87棟、床下浸水88棟となり、橋の流失もみられた。この豪雨の影響で豊後竹田駅-宮地駅間は翌2013年(平成25年)8月3日まで不通状態となった(豪雨から約1ヶ月後までは豊後竹田駅-緒方駅も不通となっていた)。※平成25年4月に行われた竹田市長選挙で再任。衆議院小選挙区選挙では大分2区に属する。近年選出の議員は以下のとおり。本市でひとつの選挙区をなす。定数は1人。近年選出の議員は以下のとおり。合併前の旧・竹田市の人口は2000年(平成12年)10月1日時点で17,489人であり、市としては、大分県で最少、九州地方で福岡県山田市(現・嘉麻市)に次いで少なく、全国でも8番目に少なかった。市内は市内中心部を除き、大半が鉄道空白地帯の為自家用車やバス・タクシーでの移動が主流である。
出典:wikipedia
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