チャンタブリー県(チャンタブリーけん、タイ語: จังหวัดจันทบุรี )はタイ王国・中部の県(チャンワット)の一つ。トラート県、ラヨーン県、チョンブリー県、チャチューンサオ県、サケーオ県と接する。県は1893年のパークナム事件(シャム危機)の後、フランス軍が占拠したことで有名である。後の1905年(タイ仏暦2448年)タイ領カンボジアの割譲と引き替えに県はタイに返還された。また県内にはベトナム人が非常に多く住む。これは、コーチシナのカトリック禁制によって19世紀初頭に県に逃れてきたグループと、1920年代や1940年代に仏領インドシナから逃れてきたグループ、さらにベトナム戦争前後に逃れてきたグループがある。県南部のタイランド湾に面した地域には沖積土が広がる。一方の内陸部では山地になっており、一番高いところで1,556メートルとなっている。なお県は隣接県のトラートと併せて、宝石の産出地となっており、ルビー、サファイアが採れる。チャンタブリー市内はタイ最大の宝石取引市場となっており、諸外国からの訪問客も多い他、近年は大規模なショッピングセンターや大型ホテルなども建設されている。またトロピカル・フルーツの産地として国内では知られており、ドリアン、マンゴスチン、ランプータンなどの果物が県の主要産物となっている。県章はオーラに囲まれた月がデザインされている。さらに、月の海がウサギのように見えると言うことから、タイの伝説では月にウサギが住んでいるとされ、県章の"月"の中にはウサギがデザインされている。県木は県名にちなんで"チャンの木"("Diospyros decandra")、県花はランである。チャンタブリー県は10の郡(アンプー)に分かれ、その下位に76の町(タンボン)と、731の村(ムーバーン)がある。
出典:wikipedia
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