柚木線(ゆのきせん)は、かつて長崎県佐世保市の左石駅から柚木駅までを結んでいた、日本国有鉄道(国鉄)の鉄道路線である。佐世保軽便鉄道(1918年創立、1921年に佐世保鉄道と改称)の路線として1920年に開業。1936年に買収、国有化され、軌間を762mmから1,067mmに改軌した。途中には肥前池野駅があった。現在、肥前池野駅跡地には公民館、柚木駅跡地には公営団地がある。沿線の炭鉱から掘り出された石炭を柚木線から左石駅経由で需要のあった北九州方面や積出港である相浦港方面へと運んでいた。戦後、炭鉱の閉山が相次ぎ、貨物輸送は激減、旅客もレールバスであるキハ02形が投入される程度の需要しかなかった。しかも廃止直前は朝夕各2往復のみの運転であった。1967年7月の水害で不通となったが、復旧されることなく同年8月31日限りで廃止された。なお、最後まであった柚木炭鉱は、1972年まで操業している。廃線跡は、自転車歩行者専用道路として整備された。なお肥前池野駅跡ホーム上には、当時廃止記念として佐世保市に寄贈され図書館として使用されたキハ02 9号車が置かれていたが、1983年頃撤去された。1966年10月1日改正全線長崎県佐世保市内に所在。接続路線の事業者名は柚木線廃止時点のもの。
出典:wikipedia
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