ジェリーボーイ("Jerry Boy")は、1991年9月13日にEPIC・ソニー(現:ソニー・ミュージックレーベルズ エピックレコードジャパン)から発売されたスーパーファミコン用ゲームソフト。企画はゲームフリーク。アメリカ版の名称は「SMART BALL」。当初は「ジェリービーン」というタイトルだったが、他社に商標登録されていたため変更になった。続編として「ジェリーボーイ2 ちょっとあぶない遊園地」が開発され、音楽は当時電気グルーヴに在籍していた砂原良徳が担当していたものの発売中止となる。杉森建による漫画版が「ファミリーコンピュータMagazine」にて連載された。本編のストーリーを漫画にしただけでなく、ゲーム制作中の裏話や、番外編「ジェリーガール」が収録されている。「ジェリーガール」は独自の物語で、突如スライムになった新体操少女藤尾ちえりが主人公である。1993年にトクマインターメディアコミックスで単行本化され、2014年発行の作品集「杉森建の仕事」にも再録された。ただし元原稿は当時保管されていたファミマガ編集部の倉庫が水没したため汚損しており「杉森建の仕事」では前述の単行本からスキャンしたものを掲載している。平和な王国を収める王子、ジェリー・ビーンは、近い内にエミー王女との結婚を行う事になっていた。ところが2人が婚約した夜、ジェリーの弟であるトムに謎の魔法使いマジストが現れる。彼がトムに唆した事で、この王国を独り占めするために、ジェリーを追放する計画を企てる。そこでマジストは不意打ちにジェリーをスライムに変えさせ、王国から追放させた。そこでスライムに変えられたジェリーは、エミーに会うため、そして元の姿に戻るため、冒険に出る。海外版のゲーム『SMART BALL』では、タイトル画面のグラフィックが違い、オープニングストーリーやキャラクターの台詞内容、各ステージの街がない。そのため、○-Aステージをクリアすると、街ステージは完全に省略され、○-Bステージに進行し、謎の老人も登場しない。また、ボタン配置は、国内版はXとYボタンが走る/投げる/張り付くだが、海外版は投げるコマンドがLとRボタンである。他にも海外版のみ、スタートから数ステージ先へと越す裏技がある。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。