『幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬』（ばくまつせいしゅんグラフィティ ろうにん さかもとりょうま）は、1986年1月25日に公開された日本映画。主演の武田鉄矢は後に、日本テレビ年末時代劇スペシャルシリーズ第5作の『奇兵隊』（1989年）で、スタッフからのオファーにより同じ坂本竜馬役で特別出演している。冒頭、シネマトグラフ（手動映写機）による映画の上映が行われ、スクリーンではなく映写機に興味を示した坂本竜馬（武田鉄矢）が手回しの役を交代してもらうシーンがある。シネマトグラフの発明は、1890年代であり幕末には存在しない。これは、存在しないはずのシネマトグラフを登場させることでこの物語は作中における史実上の人物や史実としての出来事以外は全てフィクションであるという表明に代える演出であった。

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