ランサー ("LANCER") は、三菱自動車工業が生産している自動車の名称である。なお、日本国内においてはスポーツセダンのランサーエボリューション、および商用モデルのランサーカーゴを除くオリジナルのランサーは(ランサーの名称としては)2009年8月まで生産されていた(2010年5月をもって販売終了)。本項では、ランサーシリーズの基本形となるセダンを中心に記述する。派生モデルとしてハッチバッククーペのランサーセレステ(1975年 - 1981年)や世界ラリー選手権のベース車として開発されたランサーエボリューション(1992年 - )等が存在する。"初代ランサーバンの詳細についてはランサーカーゴの項を参照"ランサーEXはランサーの名称変更版であるが、メディアでは2代目として紹介されるため、本稿ではランサーEXを2代目として扱う。イタリア人デザイナーのアルド・セッサーノがスタイリングに関与しており、ターボエンジン搭載モデルのランサーターボは特にランタボという愛称で親しまれた。現在は中東・アフリカ・ブルネイ仕様等に使用される。アジアの一部地域(クウェートなど)では日本名ギャランフォルティスのモデルが「ランサーEX」という名称で販売されている。ハイパワーFR車という条件からドリフト走行に使用されるケースもある。"日本版の7代目ランサー(ギャランフォルティス)についてはギャランフォルティスを参照"ランサーフィオーレは、ランサーEXのFF版として登場したミラージュの派生車種である。ランサーシリーズは、FFのランサーフィオーレとFRのランサーEXの2車種が同時期に販売され、車種体系が混乱していたこともあり、ランサーフィオーレの販売台数は伸び悩んだ。便宜上、ランサーフィオーレについても本稿で扱う。メディアによってはランサーフィオーレが3代目・4代目と紹介されることもあり、以降、2世代ずつずれることもあるので、それも追記する。"初代ランサーワゴンの詳細についてはランサーワゴンの項を参照。"2代目ランサーバンの詳細についてはランサーカーゴの項を参照。"1992年にデビューしたランサーエボリューションはランサーGSRおよびRSのバリエーションであり正式にはGSR及びRSエボリューションだった。これは当時のWRCホモロゲーションに合致するグループAのラリーカーを作成するために必要な措置で、この状況はエボVI TMEまで続いたが、エボVIIからは独立した車種のランサーエボリューションとして発売され、そのグレードとしてGSR・RSおよびGTが設定された。WRカーに移行した当初の2001年~2002年まではランサーエボリューションWRCを名乗ったが、ホモロゲーションの制約などから通常のランサーをベースモデルとして2004年にランサーWRC04をデビューさせた。2007年現在、三菱自動車工業の経営方針でWRC参戦はカスタマーサポートのみであるが、近い将来に予想されるWRC改革に伴うホモロゲーション変更に際してエボXベースの新WRカーで復帰が期待されている。
出典:wikipedia
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