『模型の時代』(もけいのじだい)は、小松左京のSF短編小説。1968年にオール読物に掲載された短編小説で、1971年には小松と親交のある漫画家の松本零士により、漫画化されている。人間が働かなくてもいい時代。人々は、模型(プラモデル)という娯楽に没頭していた。そのためにその技術は進歩し、日常用具を模したものは実際に日常用具として使えるなど、何が模型で何が実物かわからない時代となってしまっていた。一方、模型を作る者たちの中には、その大きさでデザインなどで競う者もいた。実寸大の戦艦大和や日本列島、果ては月までと、模型の時代となったそこに限りはなかった。松本零士により漫画化され、「週刊少年マガジン」1971年9号(講談社)に掲載された。同作者による『男おいどん』の主人公・大山昇太のキャラクターがそのまま昇に使用され、名も大山になっている。奇想天外社から刊行された短編集『空間機甲団』や、小学館から刊行の『小松左京原作コミック集』に収録されている。
出典:wikipedia
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