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利府線

利府線(りふせん)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の支線、宮城県仙台市宮城野区の岩切駅から同県宮城郡利府町の利府駅までの通称である。利府支線ともいう。岩切駅から東北本線の本線と分岐し、新幹線総合車両センターのある新利府駅を経て利府駅に至る単線の路線である。現在は東北本線の盲腸線として利府町と仙台方面を結ぶ地域輸送が主である。全区間がIC乗車カード「Suica」の仙台エリアに含まれている。全区間、仙台支社の管轄である。1890年に岩切駅 - 一ノ関駅間が開業した際、東北本線は岩切駅から利府駅・松島駅(旧駅)を経て品井沼駅へ至るルートであり、当線は東北本線のメインルートの一部であった。しかし、この区間には最大16.7‰の勾配が存在し、長大列車では補助機関車を連結する必要が生じ、さらには列車の遅れや運休がしばしば見受けられた。太平洋戦争が激化すると、貨物輸送を船舶から鉄道へ転移させる必要が生じ、各地で勾配緩和のための新線(東海道本線大垣 - 関ヶ原間、函館本線大沼 - 森間など)の建設が進んだ。岩切駅 - 品井沼駅間においても、勾配緩和ルートとして1944年11月15日に陸前山王駅 - 品井沼駅間に新線(東北海岸線、海線。当初は貨物列車のみ運行)が開業(同時に岩切駅 - 陸前山王駅間を塩竈線から東北本線に編入)し、2つのルートが併存する形となった。やがて、沿線人口が多く、松島などの観光地も近い新線側がメインルートとなることとなり、利府経由の山線ルートは普通列車による地域輸送が主体となった。新線側の複線化が進むと両ルート併存の意味も薄れて山線側が廃止されることになり、複線工事の影響を受けて1962年4月20日に松島駅(旧駅) - 品井沼駅間を廃止、同年7月1日に利府駅 - 松島駅(旧駅)間が廃止された。ただし、新線ルート上に利府駅の代替となる駅がないため、利府駅周辺の利用者の便を図って、岩切駅 - 利府駅間は利用者が少ないながらも廃止を免れた。その後ヨンサントオと呼ばれる白紙ダイヤ改正が行われた1968年に東北本線東京 - 青森間の電化・複線化が完成するが、利府線は単線のままであり電化も遅れ、1978年に交流電化された後も多くは気動車によって運行され、完全に電車に置き換えられたのは1995年である。1982年の東北新幹線開業に際し、仙台工場・仙台第一新幹線運転所(後に仙台総合車両所に統合、現在は新幹線総合車両センター)が利府線沿いに設置され、関係者の通勤の便を図るために新利府駅が新たに設置された。利府駅 - 品井沼駅間の廃止後、長らく仙台市方面と利府町を結ぶローカル輸送を主体に担っていたが、2002 FIFAワールドカップ開催のため宮城県総合運動公園が開設されたため、スポーツやコンサートなどのイベントに合わせて臨時列車の増発が行われるようになった。ワールドカップ開催の際には、列車の増発に対応すべく、利府駅のホームが増設(実際には復活)されている。日中(10時台 - 15時台)は岩切 - 利府間の運行となる。運行頻度は1時間に1 - 2本。列車はワンマン運転の2両編成である。利府駅のホームは1番線と2番線があるが、ほとんど使われるのは1番線で、2番線が使われるのは14時ちょうど発の列車のみである。始発から9時台と16時台から終電までの列車は東北本線仙台まで直通する。利府 - 仙台間の運行がほとんどであるが、一部列車は仙台以南の白石・福島方面、常磐線亘理方面に直通する。運行頻度は1時間に1 - 3本。列車編成は最大で6両。常磐線直通列車は岩沼まで東北本線を走行するが、利府 - 仙台間では「常磐線直通○○行」、仙台以南の区間では「常磐線普通○○行」と案内する。

出典:wikipedia

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