杉井 光(すぎい ひかる、1978年 - )は、日本の小説家。東京都稲城市出身。高校卒業後、フリーターを6年、ニートを3年経験。フリーター時代は、アマチュアバンドでキーボードを担当。趣味は料理と麻雀。『火目の巫女』で、第12回電撃小説大賞の銀賞を受賞。公式サイトにおいての職業は、小説家・ニートとなっている(2007年10月時点、2012年9月時点でも同様の記述を確認)。主にライトノベルレーベルから多様な作品を発表して来たが、『超越数トッカータ』(後述の「蒔田シュン」シリーズ第一作)にて一般文芸誌へと進出した。2008年以降かなりの速筆で知られるようになり、2008年5月から10月にかけては6ヶ月連続で新刊を刊行している。また、ライトノベルにおいては新人作家がデビューレーベルのみで作品を発表し続けるケースが多いが、デビュー後の早い段階で複数社から複数シリーズを並行して発表していることも異例である。やや優柔不断で内省的な少年を主人公にした一人称の作品が多く、そのキャラクター造形や語り口が、異なるシリーズであっても非常に似通っているのが特徴的である。スター・システムの一種であると著者本人も認めている。その一方で、現代ものからファンタジーまで作風は幅広い。また杉井本人は「(それだけが執筆の動機ではないが、音楽関係の支出を作家業の経費にするため)音楽ものについては一生書き続ける」との趣旨で『楽聖少女』刊行に際してのインタビュー記事において語っている。作品の1つ『生徒会探偵キリカ』担当編集者へのインタビュー記事においては「自らの作品に対して真摯な姿勢で臨まれている方。(生徒会探偵キリカの)原稿には細かな言葉遊びが数多くちりばめられていて、編集者の自分自身もクスッと笑ってしまうことが何度もある」との趣旨で杉井を評している。また『神様のメモ帳』担当編集者へのインタビュー記事では「マージャンが強そうだったり、いろいろな楽器を演奏できたり、本格的なラーメンを作ったりと多才な方。適当なようでいて、やる時はやられる方です」との趣旨で杉井が語られている。2013年8月25日に発覚した2ちゃんねる個人情報流出事件の際、橋本紡、日日日、至道流星、榊一郎などのライトノベル作家や神海英雄、小宮山健太、河田悠冶、たにはらなつきなどの漫画家、原作者及び講談社を誹謗中傷する内容を、また、自身を激賞する内容を書き込んでいたことが、流出した情報から明らかになった。これについて、同27日に本人が公式サイト上に謝罪文を掲載した。マイコンBASICマガジンに自作ゲームを投稿していたことがあり、それらのWindows移植版をサイトで公開していたことがあった(現在は終了)。
出典:wikipedia
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