膏肓穴(こうこうけつ)は、足の太陽膀胱経に属す第43番目の経穴である。第4・第5胸椎棘突起間外側3寸。第3・第4胸椎棘突起間外側3寸に取る人もいる。背部の取穴については大椎穴を参照の事。膏は心臓の下の脂身、肓は横隔膜の上の見えないところにある肉のことで、胸と腹の境目の、体の1番深い、見えないところの意味である。厥陰兪穴と並んでおり、心臓の一番奥に入ってしまった邪気をえぐり出すところという意味である。肩こりや五十肩、統合失調症や中風抔の神経系疾患にも効くといわれている。「病膏肓に入る」というと、慣用句で、病気が体のいちばん深いところに入ってしまってもう直らなくなる。不治の病という意味である。現在は趣味や道楽にはまってしまい、抜けられなくなってしまったという意味で使われることが多い。テレビ・ラジオの放送や新聞のルビなどほとんどが「こうもう」としているが、これはいわゆる百姓読みで「こうこう」が正しい。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。