エアトゥーレとは日本の元競走馬で、現在は繁殖牝馬となっている馬である。叔父にスキーキャプテンがいる。※同馬が現役中の2001年から日本では馬齢表記が変更になったため、記事中は競走の名称をのぞき現表記で統一する。1999年10月10日に京都競馬場で行われた3歳新馬戦で、母にも騎乗経験のある武豊騎乗でデビュー。単勝1.5倍の1番人気に支持されるが、2着だった。10月30日に同じく京都競馬場で行われた新馬戦でも1番人気に支持され、デビュー2戦目で初勝利を挙げる。2000年、重賞初挑戦となったクイーンカップでは、3番人気に支持されるが7着という結果に終わった。続く報知杯4歳牝馬特別でも3番人気に支持され、人気どおりの3着となり桜花賞の優先出走権を獲得した。しかし桜花賞では、4番人気だったが、スタートで2馬身以上出遅れ11着という結果に終わった。秋以降は条件戦を走り、全て1番人気に支持され3戦2勝という成績だった。2001年の初戦は条件馬ながら京都牝馬ステークスに出走し3着となり、続くうずしおステークス(1600万下)では2着となった。秋に条件レースを2連勝し、迎えた阪神牝馬ステークスでは、ビハインドザマスク、ダイヤモンドビコー、ダイワルージュなどの強豪馬らを破り、重賞初勝利を挙げた。2002年、この年初戦の京都牝馬ステークスでは、1番人気に支持されるが4着。続く高松宮記念は、6番人気で10着という結果に終わった。その後は日本国外へ遠征を行い、シンガポール・クランジ競馬場のクリスフライヤースプリント(G3)に出走し、3着となる。その後、欧州に渡った同馬はイギリスのニューマーケットにあるジェフ・ラグ(Geoff Wragg)厩舎を拠点として、フランスのモーリス・ド・ゲスト賞(G1)ではメイボール(May Ball)に敗れたが2着と善戦した。さらにイギリスに留まり、スプリントカップ(G1)に出走するも11着であった。帰国後はキャピタルステークスで3着、連覇を目指した阪神牝馬ステークスでは8着だった。6歳となった2003年、阪急杯で7番人気ながら4着となり、迎えた高松宮記念では12番人気で14着と大敗。このレースを最後に引退することになり、4月12日付でJRAの競走馬登録を抹消された。北海道千歳市の社台ファームにて繁殖牝馬として繋養され、第2子のキャプテントゥーレが2007年デイリー杯2歳ステークスを制し産駒の重賞初勝利を記録、翌2008年には皐月賞を制覇している。また2009年には初年度産駒であるアルティマトゥーレがセントウルステークスを勝ち上がるなど活躍馬の輩出が目立つ。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。