松平 康宦（まつだいら やすのり）は、石見浜田藩の第2代藩主。松井松平家3代。名前の読みは「やすひろ」とも。明暦3年（1657年）、初代藩主・松平康映の三男として浜田で生まれる。兄が早世したために世子となり、寛文11年（1671年）12月28日に従五位下・主計頭に叙位・任官する。延宝2年（1674年）12月に父が死去したため、延宝3年（1675年）2月25日に家督を継ぎ、4月に周防守に遷任する。延宝4年（1676年）12月15日、弟の康明に邑智郡八色石で新田2000石を分与した。宝永2年（1705年）1月27日、家督を長男の康員に譲って隠居し、弾正少弼に遷任する。享保12年（1727年）4月9日に浜田で死去した。享年71。

出典:wikipedia