巾着(きんちゃく)とは、日本古来の小物や手回り品を収納して持ち歩くための袋。巾着袋(きんちゃくふくろ)。使用されている素材は主に布・革がある。一般的には布で製造されているものが多い。入れ口には紐が通してあり紐で口をしばって携帯する。携行されるときは腰に付けられることが多い。一般的に金品や貴重品類などをおさめるために使用されるほか、幼稚園や小学校などでは食器(コップなど)や文房具などを入れるためにも使用される。編み物で作られることもあり、明治時代に出版された編み物の教科書などにも、和装の装飾品としての編み物の巾着の作り方などが掲載されている。守巾着(まもりきんちゃく)と呼ばれるものもあり、これは中にお守りを入れて幼児に携行させた巾着袋である。麻の葉の模様や鶴・亀・菊など、巾着に使われる布地の模様や刺繍、紐の結び方などに魔除けや健康・長寿の意味をもたせたものが施されることもある。明治から昭和にかけての日本の軍隊では、入営のときに用いられる必需品をおさめる袋である奉公袋(ほうこうぶくろ)応召袋(おうしょうぶくろ)あるいは兵隊たちに支給された被服手入具(ひふくていれぐ)を入れておく麻製の袋が巾着袋の形状をしていた。
出典:wikipedia
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