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埼玉高速鉄道線

埼玉高速鉄道線(さいたまこうそくてつどうせん、Saitama Railway Line)は、東京都北区の赤羽岩淵駅から埼玉県川口市を通りさいたま市緑区の浦和美園駅までを結ぶ埼玉高速鉄道の鉄道路線。両端の駅以外、全て川口市の駅となっている。2015年11月27日、路線愛称が「埼玉スタジアム線」に決定した。本路線は、1972年(昭和47年)の都市交通審議会答申第15号において、東京7号線の埼玉方面への延伸区間として「川口市中央部…浦和市東部間」が定められたのが始まりである。その後1985年(昭和60年)の運輸政策審議会答申第7号では、埼玉県内は「鳩ヶ谷市中央経由で東川口から浦和市東部」へと変更された。1992年(平成4年)に埼玉県、沿線3市および帝都高速度交通営団(現在の東京地下鉄〈東京メトロ〉)等により第三セクター「埼玉高速鉄道株式会社」が設立され、1995年(平成7年)に着工、2001年(平成13年)3月28日に赤羽岩淵 - 浦和美園間が開業した。建設費用は2561億円、1kmあたり175億円である。東京メトロ南北線赤羽岩淵駅から埼玉県に延長する形で地下を進み、終点・浦和美園駅の手前で地上に出る路線である。JR京浜東北線と東武伊勢崎線・日暮里・舎人ライナーに挟まれた地域と都心を結ぶ路線としての役割を担っている。特に、本路線の開業まで鉄道が通っていなかった、当時の鳩ヶ谷市は沿線開発が進んだ。また、2002 FIFAワールドカップ開催の際には、試合会場の一つである埼玉スタジアム2002への主要な交通手段として利用された。なお本路線は荒川を横断する鉄道で唯一地下を抜けている(赤羽岩淵 - 川口元郷間の国道122号新荒川大橋すぐ西側)。本路線のトンネルの下部には、環境用水の導水管が荒川北岸(川口元郷駅付近)から12kmにわたって併設されており、水質の悪い綾瀬川や芝川など4つの河川に荒川の水を引き込み水質改善の試みが行われている。直通先の南北線や東急目黒線からの連絡乗車券などは、東京メトロ東西線の直通先を「東葉高速線」と表示するのに倣い「埼玉高速線」と案内および表示されている。ただし、東葉高速線はそれ自体が正式名称(事業者「東葉高速鉄道」の路線「東葉高速線」)であるのに対して、本路線は「埼玉高速鉄道線」(事業者「埼玉高速鉄道」の路線「埼玉高速鉄道線」)が正式名称である。2002年3月には、「彩の国スタジアム線」という路線愛称が付けられた。しかし、車内や駅構内の案内放送ではまったく呼称されていない上に利用客にも定着せず、埼玉高速鉄道側からも「埼玉高速鉄道線」での案内となっている。2015年4月、「彩の国スタジアム線」に代わる新たな路線愛称を公募して、社内選考により「埼玉南北線」「埼玉スタジアム線(埼スタ線)」「埼スタメトロライン」の3案に絞り込み、一般から最終投票を実施した。その結果、「埼玉スタジアム線(埼スタ線)」が選ばれ、11月に使用を開始した。東京地下鉄管理の赤羽岩淵駅をのぞき、各駅にレインボーカラーを使用したステーションカラーを採用し、それをホームドアなどに配色している。また、ベンチにも工夫を凝らしている。発車メロディは赤羽岩淵駅を除く全ての駅で南北線の旧発車メロディ(A線、B線)を使用している。開業以来6両編成で運転しているが、将来は8両編成で運転できるように見据えている。そのため全駅のホームが8両分確保されている(臨時ホームの浦和美園駅3番線をのぞく)が、現時点では6両編成のため不要な2両分のホームは柵で仕切られて立入りできないようになっている。検討段階だが、浦和美園駅からさらに北進し、東武野田線岩槻駅を経てJR宇都宮線(東北本線)蓮田駅に至る路線延伸も計画されている(「今後の予定」の節参照)。定期列車ではすべての列車が東京メトロ南北線と相互乗り入れを行い、一部の列車は東急目黒線とも直通運転を行っている。また、臨時列車「みなとみらい号」が日吉駅から先の東急東横線を介して横浜高速鉄道みなとみらい線の元町・中華街駅まで直通運転を行っている。乗り入れ先である東急目黒線では急行列車の運転が行われており、赤羽岩淵方面行きの一部の列車が急行の種別表示で運転されているが、埼玉高速鉄道線内および東京メトロ南北線内は各駅に停車する。また、浦和美園方面行きの列車は種別表示を行わない。日中は浦和美園発着の列車が毎時5本(各駅停車が4本、急行が1本)、鳩ヶ谷発着の列車が毎時5本(各駅停車が4本、急行が1本)運転される。埼玉スタジアム2002での試合開催日には臨時ダイヤが組まれ、列車が増発される。また試合終了後、浦和美園方面からは鳩ヶ谷行や市ケ谷行など、通常ダイヤでは運行されない行先の臨時列車も運行される。全線でATOによる自動運転およびワンマン運転を実施している。車内放送は2004年4月1日以降は東京メトロと同じく日本語は森谷真弓、英語はクリステル・チアリが担当している(2004年3月31日以前は営団地下鉄と同じく清水牧子、英語はなかった)。当路線の開業により、東急の車両が営業運転として初めて埼玉県内でも見られるようになった。各列車の車両の所属は、『MY LINE 東京時刻表』(交通新聞社)の列車番号欄で判別でき、列車番号末尾アルファベットの「M」が埼玉高速鉄道の車両、「K」が東急の車両、「S」が東京地下鉄の車両となっている。また、5桁の数字で表記されている東急方式の列車番号では、上2桁が運用番号を表し、01 - 29が東急の車両、30 - 78の偶数番号が東京地下鉄の車両、80以降の偶数番号が埼玉高速鉄道の車両となっている。(31以降の奇数番号は都交通局の車両)なお、東急車の運用は三田線運用と南北線・埼玉高速線運用とで別々に組まれ、奇数番号が三田線運用、偶数番号が南北線・埼玉高速線運用となっている。また各社局間の走行距離調整の関係上、東急車は目黒線に乗り入れない列車(白金高輪折り返しなど)にも使用されている。当路線の計画当初における1日平均輸送人員は230,000人と予測していた。この予測値は開業直前に下方修正し、開業翌年度にあたる2001年度の1日平均輸送人員を105,000人と予想していた。2004年度に146,000人まで増加し、以後は毎年2,000人ずつ増加すると予想していた。しかし、実際には2001年度の1日平均輸送人員は47,000人に留まり、開業直前に予想していた1日平均輸送人員の半分未満に留まった。赤字路線ではあったものの、沿線人口の増加や駅機能の強化等を背景として、2008年度までは輸送人員が着実に増加した。その後のリーマンショックや東日本大震災の影響で2011年度まで定期外輸送人員が減少傾向にあったが、2012年度からは再度増加傾向に転じ、2015年度に1日平均輸送人員が開業以来初めて10万人を越えた。一日平均輸送人員の予測値と実績値を下表に示す。開業以降の輸送実績を下表に記す。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。■の色はその駅に設定されているステーションカラー2000年(平成12年)の運輸政策審議会答申第18号において、「2015年までの開業が適当な路線」として浦和美園 - 岩槻 - 蓮田の延伸(約13km)が挙げられている。なお、蓮田駅から先をさらに白岡市、久喜市、加須市を経由して羽生市まで延伸する計画がある。2005年(平成17年)9月には、「埼玉高速鉄道延伸検討委員会」が岩槻駅で東武野田線への直通運転も検討することとなり、大宮ルートと春日部ルートの2方向の案が検討されたが、東武野田線の設備等の構造により直接の乗り入れは不可能であり、東武野田線岩槻駅地下部に駅舎を建設する方向でまとまった。その後の延伸事業などについては資金の目処がついてからという最終答申が出ている。その他、利用者の利便性向上などの理由で、埼玉高速鉄道線内で優等列車の運転を実施するかどうかを「埼玉高速鉄道延伸検討委員会」などにおいて検討を行ってきたが、2012年(平成24年)3月13日に「地下鉄7号線延伸検討委員会」は延伸の可否自体について「一般的な目安に到達していない」とし、現時点では時期尚早との判断を下した。ただし、検討委員会は同時に「沿線地域の活性化・開発を進めることで、プロジェクトの評価を高めることは可能」とし、最終的な判断は埼玉県とさいたま市に委ねられることになった。これを受けてさいたま市は同年4月23日、市役所に「地下鉄7号線延伸実現方策検討会」を設置し、延伸実現に向けた課題の整理を開始した。10月1日、清水勇人さいたま市長は2012年度内としていた岩槻駅までの延伸事業着手の延期を表明、沿線のまちづくりを進めて5年後の着手を目指すこととなった。また、新線を建設する予定の相模鉄道との東急を介した相互直通運転も2019年度実施を目途に検討されている。なお、延伸計画区間のうち、浦和美園駅 - 埼玉スタジアム2002間に関しては、埼玉スタジアム2002が2020年に開催される予定の東京オリンピックにおいて、サッカーの予選会場となっていることから、オリンピックまでに早期延伸を要望する声がある。

出典:wikipedia

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