オディールは日本中央競馬会に登録されていた競走馬。馬名はバレエ「白鳥の湖」の黒鳥名 (Odile) が由来となっている。1997年の阪神3歳牝馬ステークス2着馬、キュンティアの初仔である。2007年6月17日に阪神競馬場で行われた2歳新馬戦でデビューし、単勝2.6倍の1番人気に推されたが3着に敗れた。7月1日に同じく阪神競馬場で行われた2歳未勝利戦で勝利し、デビュー2戦目で初勝利を挙げる。ちなみにこのレースの2着馬は、前走の新馬戦でも2着だったヤマニンブリオンだった。レース後は大山ヒルズへ放牧に出された。しかし当初は新潟2歳ステークスに出走を予定していたが、馬インフルエンザの影響で移動制限がかかって帰厩が9月にずれ込み出走を断念した。そして休み明けで出走した10月6日のりんどう賞(500万下)では、エイムアットビップに敗れ2着だった。 続く格上挑戦で挑んだファンタジーステークスでは、最後の直線で、りんどう賞で敗れたエイムアットビップ、新馬戦で敗れたエイシンパンサーらを抜き去り、重賞初挑戦で重賞初勝利を挙げ、11月29日に発表された重賞・オープン特別競走レーティングで104ポンドの評価を得た。続く初のJpnI挑戦となった第59回阪神ジュベナイルフィリーズでは、1番人気に支持されたが、トールポピー、レーヴダムール、エイムアットビップに敗れ4着だった。レース後は大山ヒルズへ放牧に出された。2008年初戦はチューリップ賞。スタートで少し立ち遅れ、後方からのレースになり、直線では外から追い込んでくるがわずかに届かず3着だった。その後は桜花賞へ出走。しかし、8番手からレースを進めるも、直線に入り失速し結果は12着だった。続く優駿牝馬では5着で、レース後は大山ヒルズへ放牧に出された。放牧明けは秋華賞トライアルのローズステークスに出走するが4着に敗れ、優先出走権を得る事ができなかったが、無事に出走するも直線で伸びあぐねて9着に敗れた。2009年初戦は京都牝馬ステークス。小牧太とのコンビで挑んだが、5着に終わった。続く阪神牝馬ステークスでは3着と好走した。続く福島牝馬ステークスでは前走の内容から3番人気に推されたが、不良馬場が影響して14着と大敗した。その後、条件馬に降格となり、7月4日の三宮特別に出走。人気通りの2着だった。その後、8月9日の西海賞では中団追走から最後の直線で先頭に立ち、逃げ粘るアグネスサクラに3馬身差をつけて快勝、2歳時のファンタジーステークス以来となる勝利を挙げた。そして、10月4日の道頓堀ステークスは1番人気で出走したが、ゴール寸前で故障し急激に失速。5着でゴールしたものの、左第1指関節開放脱臼を発症していたため、予後不良となり、安楽死の措置が採られた。
出典:wikipedia
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