島 大介(しま だいすけ)は、アニメ『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』の登場人物。声優は仲村秀生、野村信次(TVアニメ第1作・NG版第1話)、ささきいさお(宇宙戦艦ヤマト 完結編、遥かなる星イスカンダル)、田中秀幸(PS版さらば宇宙戦艦ヤマト以降)、鈴村健一(宇宙戦艦ヤマト2199)。俳優は緒形直人(SPACE BATTLESHIP ヤマト)。宇宙戦艦ヤマト航海班長で、ヤマト操舵手。『宇宙戦艦ヤマトIII』ではヤマト副長を兼任。戦闘班長の古代進とは宇宙戦士訓練学校の同期であり、良き親友。性格は血気盛んな古代と対照的な優等生タイプで、古代よりも精神的には大人の面が強調されていた。古代との対比を強調するため、声も野村信次で既に録音を終えていたところを急遽仲村に差し替えられている。普段は礼儀正しく温厚で人当たりが良いが、与えられた仕事に対する責任感は人一倍強く、ヤマト航海班長として運行計画の進行と船の安全を常に最優先に考えているため、その障害になっていると見なせば、相手が親友であろうが目上であろうが臆することなく立ち向かっていく気骨を持っているが、その分頑固で融通が利かない部分が目立つことも多い。家庭は両親と歳の離れた弟の次郎の4人家族。『宇宙戦艦ヤマト』(以下、「旧作」)のリメイク作品である本作では、初登場時点で訓練生ではなく士官となっており、「ヤマト計画」の前身である「イズモ計画」の選抜メンバーであり(極秘任務のために当人たちは知らない)、そこからヤマトクルーに抜擢されたという設定が存在する。2178年8月15日生まれで、年齢は20歳に変更されている。また、本作で初めて「沖縄県出身」との設定が付加されたが、沖縄県出身らしさを表す描写は特にはない。旧作と比べると、若干浅黒い肌の色になっており、顔はやや美形になるように注文を受けてデザインされている。ヤマト航海科所属の航海長、階級は一尉(一等宙尉)。元々は三尉(三等宙尉)で、航海長の候補者がガミラスの空爆を受けて戦死したため、島が二階級特進し、航海長を拝命する。また、幼い頃は宇宙商船学校に入り内惑星航路の船員になることを夢見ていたが、父の戦死を受け、父と同じ宇宙海軍を目指し、航宙軍士官候補生学校に入学したという経緯がある。任務優先で固い性格だった旧作に比べると、本作では若干軽い性格をしている。これは、登場人物増加の影響におけるストーリーの群衆劇化により、古代の性格が独断行動に走らないようやや熱血味が抑えられた真面目な性格へ変更されたため、バランスをとるための変更である。家は母子家庭であり、母の沙織と弟の次郎の三人家族。父の大吾は8年前のガミラスとの初遭遇時の戦闘で戦死している。父を船乗りとして深く尊敬しており、劇中では父の残した言葉を胸に留めている。第1話から登場。メ号作戦における「アマテラス」との接触を図る「ウズメ」の役割を担うため火星で待機し、目的である「波動コア」を回収する。そして、役目を終えて地球に帰還した後、ヤマト航海長を拝命してヤマトへ乗艦する。ガミラスとのファーストコンタクトの真相を知らず、また大吾が異星人との友好関係を築けると説いていたことから、ガミラスが先制攻撃したという政府広報を信じている。それ故に第10話でガミラス軍人のメルダが「先制攻撃は地球側」と主張した際には強く反論し、また、第11話で大吾の部下であった山崎から先制攻撃の事実を告げられた時は、ひどくショックを受けて信じようとせず、山崎のことを「父の名誉を汚した」と罵倒した。これ以降苛立ちを募らせ、第12話でガミラスと信頼関係を築けるとする古代の考えを「つまらない理想主義」と罵り口論になった際に、沖田艦長から古代とともに罰清掃を命じられる。罰清掃の中で徳川や山本から諭され、自身の気持ちに整理をつけて古代と和解する。銀河系外に出てしばらく経った第15話で、ひそかにイズモ計画に傾倒する新見から勧誘される。そしてイズモ計画派に賛同し、第16話でビーメラ4に停留した際に伊東や新見とともに反乱を起こしたかに見えたが、実際にはイズモ計画派の動向を内偵していた星名に協力して二重スパイをしており、反乱の鎮圧に貢献した。第22話でイスカンダルとガミラスが二重惑星と知ったときは、若干悩みながらも「むしろ知らなかったからここまで来れた」という思いを古代に述べている。最終話では絵コンテの段階まで山崎と和解するシーンが存在したが、本編ではカットされた。また、『追憶の航海』では、むらかわみちおによるEDイラストの1つとして、浴場で島が山崎の背中を流している場面が存在しており、むらかわなりの島と山崎のその後が描かれた形となっている。アニメ版で弟の名前だった「次郎」という5歳の息子と妻がいるが、古代が撃墜した遊星爆弾で第2宇宙ステーションが破壊され、古代の両親が犠牲になった際、一緒にいて巻き込まれた妻のお腹にいた息子は、出生後に口が利けなくなっている。
出典:wikipedia
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