『魔動王グランゾート』(マドーキング グランゾート)は、1989年4月7日から1990年3月2日まで日本テレビ系にて毎週金曜17:00 - 17:30(JST、一部の系列局を除く)に全41話が放送された、サンライズ制作のロボットアニメ。西暦2050年。月面で突如起こった大地震により、その裂け目から月に空気が生まれ、同時に地球並みの重力も発生した。やがて人々は月へ移民し、町が形成されていった。それから半世紀後の西暦2100年。町内の福引きで月旅行を当てた少年、遙大地は月で自作のジェットボードで飛ばすも迷子になり、その途中、オルゴールの音色で忽然と現れたグリグリに遭遇する。突然のことで混乱し彼女の住処に転がり込んでしまう。そこにもう一人、彼女の祖母である大魔法使い「V-メイ」から自分達が耳なが族と呼ばれる種族であることを告げる。そこへ、彼らと敵対する「邪動族」の攻撃が。言われるままに「魔動機」の一つ「魔動銃」を使い耳なが族に伝わる魔動王「グランゾート」を召喚する大地。戸惑いながらもグランゾートとともに尖兵「ヘルメタル」を撃破。偶発的に魔動力を発揮。メイは大地こそが邪動族と戦える「魔動戦士」だと言う。武者修行中の少年ガスと耳なが族の少年ラビを加え、彼らは邪動帝国の手に落ちたラビルーナと聖地ルナを解放する旅に赴くことになる。初期は三邪動士によって生み出された疑似邪動戦士が、スーパーグランゾートが登場してからはアグラマントが本国から呼び出した精鋭達が戦った。邪動神2体を上下に合体させた型。邪動神の倍以上の戦闘能力を誇る。上記2曲を収録したCDは、日本コロムビアより発売。なお、サンライズ製作によるテレビアニメの主題歌の商品化に日本コロムビアが関わったのは、11年ぶりの事例であった(『無敵鋼人ダイターン3』(1978年)以来。製作協力した作品も含めれば、『ザ・ウルトラマン』以来、10年ぶり)。アニメ放送時に、タカラ(現・タカラトミー)から販売されたプラクションシリーズ。手足・頭・背中に共通ジョイントを使用しており、組み替えが可能。専用の「コンビネーションパワーアップパーツ」も販売され、組み立て説明書は「復元解説書」と表記。また本編と連動する内容や解説・企画などを収めたブックレット(魔動王では『光の魔動書』、邪動神及び邪動王では『闇の魔動書』等となっている)を同封。また邪動神の武器に付属するレリーフは9つ全ての連結が可能であり、これは本編最終回にて「ゾーラブレードの全ての断片が集まった姿」として描かれている。尚、魔動銃はこのシリーズの番外であり、単発ながら魔法陣プレートをスプリングで発射できる。魔動銃に添付されている復元解説書こそ、全ての光の魔法陣の鍵を握るものである。バンダイ傘下のメガハウスが販売している彩色済み完成品アクションフィギュアシリーズ。商品化希望作品アンケートにて1位を獲得し、2011年より順次立体化された。変形ギミックをほぼ忠実に再現。共通仕様の台座、手首と各種武器が付属する。一部商品はプレミアムバンダイ内メガトレショップなどでの限定販売となっている。セイカノートより、スケッチブックやぬりえなどの各種文具が発売された。設定がテレビシリーズとは異なっており、少々グロテスクな内容もある。放映当時、一部媒体でガスのフルネームが「ガス・ヤマモト」であるとされた。『月刊OUT』の特集記事によれば、これは制作段階の上で暫定的に使われていたもので正式名称ではない。しかし、OVA『最後のマジカル大戦』や小説版ではこの名前が使われている。放映前に描かれた初期キャラクター設定では、グリグリは『魔神英雄伝ワタル』の忍部ヒミコとそっくりであった。ムックに載せる設定に関し、出版社のラポートがサンライズに対し内容について、ラポート側が制作した設定もあるため了承及び確認を求めたところ、「アニメック(ラポートで出していたアニメ誌)さんが書けばそれがホントになりますから」と半分あきらめたように言われたとのこと。これは『機動戦士ガンダム』における一年戦争終結日(U.C.0080、1月1日)がシナリオではなく、アニメックの設定(正確には富野監督との対談記事)が公式となって商品展開などに反映されたことを踏まえてである。本作品で使用された曲が『中央競馬ダイジェスト』のオープニングテーマに使用されていた時期があった。
出典:wikipedia
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