『カイの冒険』(カイのぼうけん、"THE QUEST OF KI")は、1988年7月22日にナムコが発売したファミリーコンピュータ用アクションゲーム。「ナムコット ファミリーコンピュータゲームシリーズ」第41弾。『ドルアーガの塔』『イシターの復活』に続く「バビロニアン・キャッスル・サーガ」シリーズの3作目で、『ドルアーガの塔』の前日談に当たる。勇気を身軽さに変えるティアラを装備した主人公のカイを操作し、ドルアーガの塔を上っていくジャンプアクションゲーム。攻撃手段は一切なく、敵や敵の攻撃をよけて進む。各フロアに置いてあるさまざまなアイテムを取得することでゲームを有利に進められる。敵やトラップに触れるとミスとなるが、敵に当たった場合は次回、その敵がいない状態でゲームが再開される(一部を除く)。ゲームオーバーになったフロアから何度でもコンティニュー可能。フロア60まで到達するとエンディングとなり、物語とは無関係なスペシャルステージのフロア61〜100がスタート。全フロアクリアするとスタッフからの謝辞が贈られ、ゲームが終了する。繁栄と平和の象徴であるブルークリスタルロッドを手中に収めんとするスーマール帝国の侵攻により、バビリム王国は蹂躪され、人々は天高くそびえる塔の建設に従事させられていた。帝国の所業に怒った神々の王アヌ神の放った雷により塔は破壊されたものの、バビリム王子ギル(ギルガメス)は塔の崩壊に巻き込まれ重傷を負ってしまう。その上、塔の影でロッドの光が遮られたことにより、ブルークリスタルロッドに封じられていた悪魔ドルアーガが復活。恐怖のあまり神への信心を忘れた人々の心は千々に乱れ、人間の愚かさに失望したアヌ神に見捨てられた地上は悪魔のなすがままにされていた。王国に仕える女神イシターの巫女カイは苦境の中にあっても信心を決して失うことなく、許嫁であるギルを献身的に介護しながら神々へ祈りを捧げ続けていた。神に見放されても片時も祈りを忘れることのないカイの姿に心打たれたイシターは、勇気を身軽さに変える魔法のティアラをカイに授け、ドルアーガに奪われたブルークリスタルロッドの奪還を命じる。こうして、カイは魔のうごめくドルアーガの塔へと、単身、乗り込んでいくのだった。宝箱の効果はそのフロア限りであり、クリア前にミスするとその効果も消える。任天堂VS.システム用ゲーム。内容はファミコン版と同じ。スペシャルステージは電源投入後に誰かが60階をクリアしていれば選択できる。iモードおよびYahoo!ケータイ向けサービス『ナムコ・ゲームス』にて、iアプリ版とS!アプリ版が配信されている。基本的な内容はファミコン版と同一だが、グラフィックやシステムが大きく変更された。
出典:wikipedia
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