ウメモドキ(梅擬、学名:"Ilex serrata")とは、モチノキ科モチノキ属の落葉低木。中国と日本の本州、四国、九州の落葉広葉樹林内に分布する。広島県では、吉備高原から中国山地の湿原や湿った林下に分布する。表六甲の中腹から裏六甲にかけて、広い範囲に点々と分布している。熊本県阿蘇郡の旧阿蘇町(現在の阿蘇市)の町の木であった。山形県でレッドリストの絶滅寸前、千葉県で危急種の指定を受けている種である。木の高さは2-3 m、雌雄異株である。
葉は互生し、長さ3-8 cm、幅1.5-3 cmの楕円形で、先端が尖り葉の縁は細かい鋸歯形状である。葉の裏に毛がある。
花は、淡紫色で5-7月頃、咲かせる。
果実は9月頃から赤く熟し12月頃に落葉しても枝に残っている。このため落葉後の赤い実が目立つ。庭木、鉢植、盆栽、活け花に使われるが、鑑賞の対象は花より果実である。和名は、葉がウメの葉に似ていることや花も梅に似ているころに由来する。別名が、「オオバウメモドキ」。11月8日の誕生花である。モチノキ属には多数の種があり、日本には以下の近縁種などが分布している。
出典:wikipedia
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