ジョン・サイモン（John Simon 、1941年8月11日 - ）は、コンポーザー、シンガー、セッション・ミュージシャンなど様々な形で音楽作品を生み出している、アメリカ合衆国の音楽プロデューサー。コネチカット州ノーウォーク生まれ。1966年、アメリカのチャート第2位を記録したサークルの「レッド・ラバー・ボール」のプロデュースした。サイモン&ガーファンクルのシングル「フェイキン・イット / 君の可愛い嘘」（1967年7月）、レナード・コーエンのファースト・アルバム『レナード・コーエンの唄』（1967年12月）のプロデュースを経て、ザ・バンドの『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』（1968年）で一部編曲と演奏を担当し、名を上げる。ザ・バンドのセカンド・アルバム『ザ・バンド』（1969年）のプロデュース、ジャニス・ジョプリン（ビッグ・ブラザー・アンド・ザ・ホールディング・カンパニー名義）の『チープ・スリル』（1968年）、ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズの『子供は人類の父である』（1968年）、マーシャル・マクルーハンの『メディア・イズ・ザ・マッサージ』（1967年）、佐野元春 and The Hobo King Bandの『The Barn』（1997年）などのアルバムのプロデューサーとしても知られる。1970年発表の自身のソロ『ジョン・サイモンズ・アルバム』はウッドストック産の名作である。

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